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writer : testjournalist

【アジア発!Breaking News】北京五輪に続け?近代都市デリーのハイブリッドバス(インド)

2010年にインド、デリーで開催されるコモンウェルスゲームズ(Commonwealth Games)では、選手や観客の移動などにハイブリッドバスが使われるという。準備段階から環境を重視する姿勢を大きく打ち出していた北京オリンピック(2008年)での取り組みが刺激となっている模様だ。

コモンウェルスゲームズは、イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会。陸上競技や水泳に加えて、英連邦諸国でさかんなローンボウルズ、7人制ラグビー、ネットボールなども行われるという特徴がある。

デリーで導入が予定されるハイブリッドバスは、圧縮天然ガスと電気で走る。コモンウェルスゲームズの開催に備えた、交通システムの全面的な整備改装計画としては、地下鉄の延長や飛行機の増便がまず挙げられるが、そのほかにもデリーでは、圧縮天然ガスを動力とする公共交通網を大規模に立ち上げつつあるらしい。また、近ごろ、電気自動車への助成金制度もできた。こうした取り組みが、コモンウェルスゲームズの開催期間中のみならず、デリーの目指す環境に配慮した街づくりを進展させることが期待されている。
(TechinsightJapan編集部 田中箇)