13歳の少女が、スウェーデン東部にあるワイルドライフパーク（動物園）で、ワニの一種メガネカイマンに指を酷く噛み付かれるという事故があった。

指をメガネカイマンに噛み付かれた13歳の少女Elisaは、「とても怖くて噛まれた時のことは殆ど覚えてないの。」と語る。その時、Elisaは動物園の南米エリアで、自分の兄に何かを知らせようと、フェンスによじ登りワニに向かって人指し指を伸ばしていたという。兄が気がついた時、Elisaの指と服は血まみれだったという。Elisaは救急車で病院へ搬送され、手当てを受けた後に指を包帯でぐるぐる巻きにされた状態で退院した。

飼育係のJohnny Perssonは、Elisaの指に噛み付いたのは20歳になるメガネカイマンが一方的に悪いのでは無いと声明している。「周囲は高さ1.30mのフェンスで囲まれています。ワニ達は、人間がフェンスの上に登って彼らを指差すのをとても嫌います。」と、メディアに語った。

「あきらかに危険だと思われる動物の近くで、フェンスによじ登り身を乗り出すべきではありません。今後私達はフェンスの高さを高くし、また新しい注意書きを用意するつもりです。」と語る。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）