ポーランドのグダニスクで、医師になる為現地で勉強中のスウェーデン人男性が、誘拐され強盗・暴力の被害にあった。

被害にあったスウェーデン人男性は、夜8時ごろに図書館から帰る途中、道を歩いていたところ男に車に投げ込まれ誘拐された。スウェーデン人男性は40時間の間行方不明になっていたが、ポーランド北部の町の高速道路で車から投げ下ろされた。警察は、この男性を発見後病院へ搬送した。この男性は、生命に関わる致命的な傷は負っていないが、監視のために暫く病院に留まる予定であると、スウェーデンの外務省は発表している。

通常ポーランドでは誘拐犯罪はほとんどなく、犯行が行われたグダニスクは特に危険な街としては知られていない。現在もまだ犯人は特定されていないが、警察はこの犯行の動機に人種差別があるのではとみている。
（TechinsightJapan編集部　しんたにゆみ）