エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】たむらけんじ「鉄板焼たむら」開店の真意は?

芸人「たむけん」ことたむらけんじが、6月5日にブログで「重大発表」したのは大阪での新店の開店発表だった。しかし、今度は、「焼肉たむら」ではなく「鉄板焼たむら」である。当然メニューも違ってくるが、店の作りやコンセプトまで違うものとなるようだ。経営者としても有名なたむらけんじはこの新店で何をしようというのか?

たむらけんじは「炭火焼肉たむら」を2006年に大阪市城東区に蒲生本店をオープンして話題となり、「獅子舞のたむけん」の焼肉店ということで繁盛店となった。他にも南船場店、名古屋店と出店して同様に人気店となっている。

どの店も店内は広く、かなりの席数があると思われる。
デザインも焼肉店としてはおしゃれなつくりとなっていて、来店者もそうしたところに「たむけん」のセンスを感じるのではないだろうか。

また、焼肉などメニューおよび、接客サービスについては芸人の店だけにネット上でお褒めの言葉から、要望まで数え切れない声を聞くことができる。たむらけんじ本人の店での様子なども書かれていたりするので、迂闊なことはできない。

そのたむらけんじがブログで新店のオープンを発表している。

「予告した重大発表をします。」
「実は僕・・・、明日『鉄板焼たむら』を大阪のどこかでOPENします」
というものだ。

しかし、この「鉄板焼たむら」は「炭火焼肉たむら」と全く違うコンセプトとなっている。

席数はわずか20弱で、かなりこじんまりとした作りである。また、店内のメニューなども昔ながらの大阪の「お好み焼き屋」という雰囲気だ。

「僕の遊びが入ったかなりええ感じの店に仕上がりました。」とたむけんは言う。

彼は「炭火焼肉たむら」では出せなかったものをこの店で実現したかったのではないだろうか。

「炭火焼肉たむら」の場合、相手が大人数では注文を受けて、品を出して、会計。という一連の流れの繰り返しをこなすのがやっとだろう。
今回の店のように満席で20人弱だともっとコミュニケーションが取りやすくなる。人対人のサービス向上を実現できる店を目指している考えられるし、また、そうなることを期待したい。

小さな店だけに、「炭火焼肉たむら」のように急激に話題が盛り上がることはないかもしれないが、たむけんらしい店として大阪で語られるようになって欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)