墜落したエールフランス機のブラックボックスが発見されれば、現在謎に包まれているその事故の真相が解明できるかもしれない。しかし、残念な事に「ブラックボックスが見つかる可能性はほぼ無いに等しい」と捜査官は声明する。

現在、飛行機の残骸やブラックボックスは、海軍などにより必死の捜索が行われているが、ブラックボックスは陸から500キロ、そして浸水6000メートルの場所に沈んでいる可能性もあるとして、発見される見込みはほとんど無いだろうとみられている。また、「たとえブラックボックスが発見されたとしても、当時の飛行機の速度、高度のデータ、そしてコックピット内の音声から決定的な事故原因を突き止める事ができる保証は無い」とも声明している。

しかし、彼らはそれでも大切な証拠になり得るブラックボックスの捜索を止めるわけにはいかず、現在も引き続き捜索は行われているという。
（TechinsightJapan編集部　しんたにゆみ）