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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】警察官志望の女子大生 性的暴行被害を偽りタクシー運転手を陥れる(英)

世の中には虚偽の性的犯罪を申し立てられ冤罪と闘わなければならない人が存在する。このほど英ウエスト・ヨークシャー州に暮らす5人の子の父親であるタクシー運転手が、偶然乗せた女性客に人生を狂わされてしまった。9月18日の判決でこの女には1年4か月の懲役刑が科せられたが、「人の人生を台無しにしておきながら刑が軽すぎる」と批判の声が相次いでいる。『Mirror』『Metro』などが伝えた。

ウエスト・ヨークシャー州リーズ・ベケット大学で当時、犯罪学を専攻していた女子大生が嘘の通報をし、一人の男性を陥れた。

マンチェスター出身のソフィー・ポイントン(22歳)は今年4月22日の早朝、リーズのシティセンターからタクシーを拾った。この時の様子を運転手の男性は「客は泥酔状態だった」と述べている。

ケバブを片手に乗り込んできたポイントンを目的地まで送った運転手だったが、清算時に彼女がケバブの油が付いた10ポンド(約1,500円)札を渡そうとしたので、受け取りを拒否した。

するとポイントンはタクシーを降り、その周りを走ってドアを次々に開けるなどという奇行に及んだ。運転手によると、酔っ払いの客はこうした行動をとることが珍しくはないと思い相手にしなかったという。

ところがポイントンはその後、999へ電話し「タクシー運転手に、車内後部座席で性的暴行を受けた」と偽りの通報をしたのである。警察はそのタクシーを追跡し、無実の運転手に対して6時間も拘束した。

幸いにも車内に設置されていたGPS機能によって車の足取りが明らかとなり、また運転手とタクシー会社の通話オペレーターの会話記録が男性の無実を証明することとなった。

信心深いイスラム教徒であるこの運転手は、ポイントンの嘘の陳述により大きく人生を狂わされた。裁判が行われたリーズ刑事法院で、「友人らは私と口をきかなくなり、宗教的にも屈辱を受け、コミュニティーの人たちは私と会うことも嫌がるようになりました。家族のいる家に入ることを禁じられ、タクシーの免許も4週間剥奪されて収入を得ることができませんでした。今後はまた同じことが起こるのではないかと、女性客一人だけを乗せることに躊躇してしまいます。私を陥れた女は、私の娘と同い年なんです。なぜ、このようなことをしたのか理解に苦しみます。嘘の申し立てに多大なストレスを感じています」と心情を述べた。

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