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writer : maki

【エンタがビタミン♪】渡辺謙、トロント映画祭で映画『怒り』舞台挨拶 「言葉が見つからない」ほど感激

主演映画『怒り』が出品されたトロント映画祭に出席した渡辺謙がツイッターで心境をつぶやいている。現地で作品を観て、観客と同じように感動したらしく「上映後の舞台挨拶に言葉が見つからない」ほどだったという。ただ、李相日監督や宮崎あおいと並ぶ姿は実に良い笑顔をしている。

吉田修一さんの小説を基に実写化した映画『怒り』が、カナダで9月8日(現地時間)に開幕した第41回トロント国際映画祭に出品された。9月10日のプレミア上映に李相日監督、主人公・槙洋平役の渡辺謙とその娘・愛子役の宮崎あおいが出席した。渡辺が『渡辺謙(harryken311)ツイッター』で「トロント映画祭。2回目の観劇に観客と同期してしまう映画です」とつぶやいている。

李相日監督と言えば『フラガール』(2006年)、『悪人』(2010年)、『許されざる者』(2013年)など心を打つ作品で知られる。本作は渡辺謙でさえ現地の観客と同じ気持ちになり、舞台挨拶で何を話すか困った上に「暖かい拍手を貰い更に涙腺も緩む」状況だったという。さらに「手前味噌を承知で本当に凄い映画を作るやっちゃ、李監督。彼の優しさと暖かさを感じました」(原文ママ)と改めて称賛していた。

また、スペインで16日(現地時間)から開催される第64回サン・セバスチャン国際映画祭にはコンペティション部門に出品され、23日の公式上映、24日のクロージングセレモニーに渡辺と李監督が出席する。日本では9月17日から全国公開となるので、そこにスペインから最優秀作品賞受賞の朗報が飛び込むのを期待したい。

出典:https://twitter.com/harryken311
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)