公式ウェブサイトで逮捕者のマグショットや犯行についての情報を開示している米国の警察。マグショットの中には爆笑を誘うものもたまに見受けられるが、このたび紹介するフロリダ州の男もすごい。“右から見た顔と左から見た顔がまるで違う”として話題を呼んでいる。

フロリダ州マイアミ・デイド郡の警察がこのほど、前代未聞ともいうべき逮捕者のマグショットを公開した。19日、密売目的でマリファナを所有していたためマイアミで逮捕・起訴されていたこの男は58歳のケヴィン・ギブソン。髪については自分の手でネジリを加えているのか、所々が軽くドレッドヘアになっているようだが、注目すべきは左側だけに生やした毛むくじゃらなヒゲ。これによって右と左の人相がまったく異なるのである。

ヒゲを愛する男が多いアメリカでは、それにより捜査がかく乱されることも多い。仮に逃走中にギブソンがこの白いヒゲを剃り、髪を黒く染めることでもあれば、犯行の目撃証言が役に立たなくなる可能性もある。何を思ってこのようにアシンメトリーな人相にしたものか、この男には8千ドルの保釈保証金が設定されたと伝えられた。

出典：http://blacksportsonline.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）