熊本を中心に大分でも地震による被害が拡大しているなか、ゴールデンボンバーの歌広場淳が熊本地震の報道を知って辛い胸のうちをブログに綴った。九州には彼の母方の親族が多く、自らも大震災を経験している。そのため「地震のことで頭がいっぱい」になりながら「直接的に僕ができることは本当になくて、悔しくて、辛い」という告白が反響を呼んでいる。
歌広場淳はプロフィールによると千葉県出身とあるが、4月15日に『ゴールデンボンバー歌広場淳オフィシャルブログ「セクシーガールミク○ーボーイ」』で10歳の時に地震を経験したことを明かしており、1995年1月17日の阪神・淡路大震災に遭ったことが分かる。彼は当時の記憶をたぐり「“大丈夫だよ”って誰かに言って欲しかった」「テレビは被害の大きさのことばっかりだった」という。
その気持ちを思い出して「僕も慎重になるべきだし、実際のところはわかっていない。本当にごめんなさい。でも、どうしても言いたいんです。批判を受けてもいい」と意を決すると「絶対に大丈夫だよ。日本という国はすごいんだ。みんなも必死だけど、自衛隊のみなさんも必死に頑張ってくれている。怖くて不安だけど、遠く離れた僕も怖くて不安だけど、だけど、一緒に絶対に生き抜こうね」と呼びかけた。
熊本地震に遭った読者は「ありがとう。生まれて初めてこんなことになって一番聞きたかった誰も言わない言葉、『大丈夫』。その言葉をブログで見ただけでほんとに泣きそう」と受け止めており、彼の気持ちに「まだ余震が続いているけど、アタイは何が出来るのかな? 考えながら、仕事行って来ます。じゅんじゅん、ありがとうね」と共感する人も多い。
鹿児島で強い地震を感じた人は、熊本の現状に「隣で起こっていることとは思えません。そして自分の無力さに気付きました。淳くんが不安を少しでも軽くしようとしてくれている気持ち、きっと伝わっていると思います。みんなで頑張りましょう!」、新潟県中越沖地震の体験者は「じゅんくんの言うとおり! 新潟県も復旧したから絶対に大丈夫! 日本はすごいから! 必要なものはたくさん送られてきます! だから身の安全を第一に考えて!」とコメントしている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)