海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】シリア・ドウマ空爆から36時間。“犠牲者”とされた男性が葬儀中に生き返る。

シリア政府軍が首都ダマスカス近郊のドウマで激しい空爆を行い、反体制派を含む大変な数の死傷者を出したことが伝えられた。その犠牲者とされた1人の市民が葬儀中に突然立ち上がったとして話題を呼んでいる。

死者は少なくとも82名、負傷者は250名以上と伝えられた今月16日のドウマ(Douma)空爆。内戦が続くシリアで、政府軍が反体制派「シリア国民連合(Syrian National Coalition)」の拠点を10回ほど爆撃したものだが、そこが民間人の多い市場であったことから世界中で批判が高まっている。

そんな中でがれきの中から発見され、死亡と告げられたモハメッド・ライハンさんという男性が18日、空爆から36時間後という自身の葬儀のまっ最中に突然立ち上がり、アゴ髭や頭髪に粉塵が付着した姿で自宅に向かって歩き出したことを英メディア『independent.co.uk』などが伝えた。こうしたケースでは確認もおろそかな中で安易に死亡と診断され、荼毘に付されるケースが稀にあるという。

なお反体制派のリーダーはドウマ空爆について、「市民であふれかえっている市場のような場所であれだけ激しい爆撃を行うとは容認しがたい」と政府軍を強く非難している。

※ 画像はfacebook.com/syria.untoldのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)