動物園で自撮りした男性、横にいたペリカンの行動が爆笑を呼ぶ(中国)<動画あ…
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自爆テロは、自身の肉体をも吹き飛ばす覚悟で人混みに現れ、爆弾に着火するという考えただけでも恐ろしい行為である。ただし失敗することも多々。中には予想外の“自滅”となる例もあるようだ。
パキスタン・パンジャブ州のサルゴダで先週、グラーム・ラスールとモハメド・スルタンという2名の自爆テロ犯がとんだ失態を犯したことが伝えられている。ペアになって自爆テロを行うとしてKhayyam Chowkの町に繰り出したが、ベンチに座っている間に口論となり、片方の手元が狂ってトリガーに手をかけてしまったと同国のメディア『arynews.tv』が伝えている。
その爆発の犠牲となったのは当人たちのみで、自爆テロならぬ手元が狂った予想外の自滅となり、幸いにも周囲の人々を道連れにすることだけは避けられた。2名のうち爆弾チョッキを着ていた1名が死亡、相棒は重傷を負ったという。
現地の警察はその後、彼らが所属していた過激派組織の情報を突き止めたとして数名のメンバーの身柄を拘束したことを発表。また爆弾は「即席爆発装置(Improvised Explosive Device)」と呼ばれる簡単な材料を使用して手作りされたもので、大事に至らなかった理由のひとつとしてその粗末な作りも挙げられるもようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)