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writer : maki

【エンタがビタミン♪】女性に聞いた“号泣映画ランキング”。映画『おかあさんの木』公開にちなんでアンケート調査。

映画『おかあさんの木』は、東映の戦後70年企画として磯村一路監督がメガホンをとり、主演に鈴木京香を配した意欲作である。“今年泣ける映画ナンバーワン”との呼び声高い本作にちなんで、アンケート調査した『女性に聞いた“号泣映画ランキング”』が発表された。ハリウッド映画からアニメ劇場版まで名作ぞろいだが、いずれは『おかあさんの木』もランクインすることだろう。

映画『おかあさんの木』の原作は約45年前に発表後、幾度も小学校5年生用の教科書に掲載され、大人向け文庫にもなった平和を訴え続ける不朽の名作として知られる。

突然はじまった戦争により、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子供たちを次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植え、息子たちが無事に生きて帰るのを待つ…そんな優しい母親・田村ミツを鈴木京香が演じる。共演には、田村家の次男・二郎(三浦貴大)や、ミツの夫の同僚で夫の亡き後も田村家を見守り続ける昌平(田辺誠一)と、その娘サユリ(志田未来)ら豪華キャスト陣が名を連ね、いつの時代も決して変わることのない人々の繋がりや“母と子の情愛”を描いていく。

5月9日に実施した本作の試写会では、「涙が止まらず号泣でした」「親子の愛に泣ける映画」「じんわりと泣けてくる映画だった」「最初から最後までずっと号泣でした」とコメントが寄せられ、観客の涙率は89%に上った。(fillmarks調べ)

そこで、映画『おかあさんの木』の公開を前に、女性を対象として「今までに観た中でいちばん号泣した映画は?」とのアンケートを実施。その結果は以下の通り。

■「今までに観た中でいちばん号泣した映画は?」(とくっち.com調べ、サンプル数:20~60代女性1500人)

1位 『タイタニック』(210)
2位 『火垂るの墓』(175)
3位 『ドラえもん』シリーズ(135)
4位 『クレヨンしんちゃん』シリーズ(128)
5位 『永遠の0』(126)
6位 『おくりびと』(121)
7位 『ゴースト/ニューヨークの幻』(112)
8位 『アルマゲドン』(103)
9位 『ロミオとジュリエット』(91)
10位 『私の頭の中の消しゴム』(84) 『レ・ミゼラブル』(84)

やはり『タイタニック』の感動は今も多くの女性の胸に焼き付いているようだ。2位から4位までを日本のアニメ映画が占めたが、この3作を観た人には納得の順位であろう。5位、6位と日本映画が続いたことも興味深い。

感情による涙は“リラックス効果があり、ストレス解消によい”と言われる。1985年、アメリカのウィリアム・H・フレイ二世博士の実験で、タマネギを切ったときの涙と、映画を観たときの感動による涙では成分に違いがあり、後者の涙にはACTH(副腎皮質刺激ホルモン)というストレス反応物質が含まれていることが分かった。つまり涙を流して泣くことでストレスが洗い流され、身体がリセットされる仕組みだという。

“今年泣ける映画ナンバーワン”と話題の映画『おかあさんの木』は6月6日(土)より号泣ロードショー。きっと観る人の心に残り、そしてストレス解消にも役立てるはずだ。

(C)2015「おかあさんの木」製作委員会
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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