エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】宇多田ヒカルや吉田美和と同じ“1/fゆらぎ声”を持つMs.OOJA。心に沁みわたる新曲『花』がドラマ『シメシ』の主題歌に。

聞く者にヒーリング効果を与えるという“1/fゆらぎ声”。宇多田ヒカル、吉田美和のほかにも、MISIA、松任谷由実、美空ひばり、徳永英明たちがその声を持つと言われているが、いずれも絶大な人気と支持を集める歌手ばかりだ。同じくその声を持つと判明したのが歌手・Ms.OOJAだ。彼女の新曲『花』が、6月21日にスタートしたドラマ『シメシ』の主題歌に使用され、温かく心に沁みわたる声で物語のラストを飾っている。

MBS/TBS系全国ネットで6月21日よりオンエア開始した4話連続ドラマ『シメシ』。“シメシ”とは、始まりの飯=始飯(しめし)のこと。「亡き人の手料理」や「今は存在しない老舗レストランの料理」など、今は食べられない料理を忠実に再現するレストラン「ボンビーブル(仏語:素晴らしき人生!)」が舞台だ。そこを訪れるのは、人生の岐路に立たされた一日一組限定の依頼者。この料理を食べて、依頼者はどう人生に向き合っていくのか。

第一話では、子どもの頃、貧しい両親が誕生日にレストランで奮発して食べさせてくれた煮込みハンバーグが注文される。シェフ・寺屋敷錬一(村上淳)とアシスタントシェフ・小瀬清(林遣都)は当時の流通経路やメニューの価格から肉の種類を判別したり、当時のシェフが修業した店のレシピを入手したりするなど下調べには余念がない。依頼者の中年男性からヒアリングもして料理は忠実に再現された。実はこの男性は胸にある決意を秘めていたのだが、食事をし終えた彼がレストランを出ると…。

この一風変わった物語の最後を飾るのが、Ms.OOJAの楽曲『花』だ。彼女は“1/fゆらぎ声”を持つアーティストとして、音響研究所・鈴木松美所長により認定された歌手だ。歌詞も彼女が書いているが、ドラマの脚本を読んで書き下ろしたというだけあって、このストーリーにふさわしい内容となっている。

Ms.OOJAは、『花』のテーマは「誰だって花のように咲き誇ることができる」だとして、「“目まぐるしい日々の中でも、真っ直ぐに生きて行く凛とした人”をイメージして書き下ろしさせて頂きました」とコメント。また「ドラマストーリーの“二度と味わうことのできない料理を探す”になぞらえて、“二度と戻れない過去は眩しく見え、その度に全てを無くしてしまったような気持ちになるけれど、過去も含めて今の自分が一番輝いている”という思いを歌詞に込めました」と語っている。主題歌『花』は、6月24日から配信されている。

またMs.OOJAは、6月27日から全国ロードショーとなる松山ケンイチ主演の映画『天の茶助』の主題歌も担当し、音楽番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ)の“水曜シンガーズ”のメンバーでもあるので、他にも彼女の歌声を聞く機会がありそうだ。

ドラマのストーリー同様に、温かく前向きに気持ちになれそうなMs.OOJA の『花』。WEBサイト『ネスレアミューズ』(http://nestle.jp/)では見逃し配信も無料で実施予定なので、まだ見ていない人はチェックしてみてはいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

【エンタがビタミン♪】宇多田ヒカルや吉田美和と同じ“1/fゆらぎ声”を持つMs.OOJA。心に沁みわたる新曲『花』がドラマ『シメシ』の主題歌に。