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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】ドランクドラゴン・塚地武雅、5000人の前で一発ギャグ。演技に「新境地」と自画自賛も。

23日、東京・国際フォーラムで、映画『ソロモンの偽証』の完成披露試写イベントが開催され、佐々木蔵之介、夏川結衣、黒木華、田畑智子、松重豊、小日向文世、尾野真千子ら総勢16名の豪華キャストたちが5,000人の観客の前に集結した。宮部みゆき原作の同映画は一人の生徒の転落死から始まる一連の事件につき、学校内裁判が行われるというシリアスなストーリー。その中、塚地武雅は一発ギャグを披露して場を和ませた。

ステージの幕が上がり、総勢16名の俳優陣たちが登場すると、5,000人の観客が大きな拍手で迎えた。スーツに蝶ネクタイ姿の塚地武雅は、冒頭の一人ずつの挨拶でいきなり「ここをこうこうこう」と自身の一発ギャグを披露、「5,000人いますので、せめてやらせていただきたいなと思いまして」とそれまでのシリアスなムードを一気に笑いに変えた。続けて、「子供たちのまっすぐな演技の才能、その才能を丁寧に演出した成島監督の才能、それを理解できている僕の才能…」と自画自賛して観客をさらに笑わせ、「僕の新境地になった」と胸を張った。

映画『ソロモンの偽証』完成披露試写イベントでの豪華キャストたち

また、同作で娘・浅井松子を演じた富田望生(14)について、「僕の娘っぽいでしょ? 憎めないキャラクターです」と紹介し、「悲しいシーンがあるんですが、涙ながらのシーンの撮影の前に我々両親に対して手紙を書いてきてくれたんです。そりゃあ泣けるわ!」と“新境地”という演技では娘役の助けもあり、本物の涙を流したようだ。これまで数々の映画・ドラマに出演している塚地であるが、『裸の大将』シリーズの山下清役がこれまでの当たり役だろうか。今回はどのような新境地を見せてくれるのか期待したい。

『ソロモンの偽証』の完成披露試写イベントで左上から尾野真千子、黒木華、松重豊、左下から藤野涼子、石井杏奈。

同イベントには他にも1万人のオーディションで選ばれ、役名でこのたびデビューする藤野涼子(15)をはじめ、板垣瑞生(14)、石井杏奈(16)、清水尋也(15)、前田航基(16)、望月歩(14)の生徒役たちも制服姿で出席した。成島出監督は、「おととし11月にオーディションが始まり、クランクアップが昨年の9月でした。生徒役が皆、涙を流しながら笑いながら頑張りました。大人たちも一丸となって作った映画です。裁判席(=客席)に大勢の人が座っていただけるように応援してほしい」とイベントの最後に訴えた。

『ソロモンの偽証』の完成披露試写イベントで左上から佐々木蔵之介、尾野真千子、黒木華、左下から板垣瑞生、藤野涼子、石井杏奈。

『ソロモンの偽証 前篇・事件』は2015年3月7日(土)、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』2015年4月11日(土)公開。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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