アイドルの“ももち”こと嗣永桃子が大好きだと公言する桃智桜五郎丸関の所属する式秀部屋が、「一月場所打ち上げ祝賀会」を開催した。式秀部屋のツイッターで力士や親方がカラオケを披露する写真が公開されており、大いに賑わったことが伝わってくる。桃智桜関はやはりももちが所属するBerryz工房の楽曲を歌ったのだろうか。
桃智桜五郎丸関は、2013年に式秀部屋の親方となった9代式秀(元幕内・北桜)に嗣永桃子のファンだと話したところそれまでの四股名・式乃川を“桃智桜”(ももちざくら)に改め、同時に下の名前も吾郎丸とした。その四股名の由来はニュースでも流れ、当のももちも2013年9月6日に『嗣永桃子 Berryz工房オフィシャルブログ』で「ニュースみてびっくりー!」と喜んでいた。
今年、2015年1月26日に式秀部屋が行った「一月場所打ち上げ祝賀会」の様子が『式秀部屋(shikihidebeya) ツイッター』で伝えられている。一般参加者も多数集い力士の成績発表やカラオケ大会で盛り上がった。
カラオケ大会で桃智桜関が歌ったのは人気デュオ・ゆずの『逢いたい』だった。ももちファンだけにBerryz工房やBuono!の楽曲、あるいはカラオケにありそうなハロプロ関連の楽曲を期待したが、アイドルとはジャンルの違う“ゆず”だった。
式秀部屋は「明るく、楽しく、元気よく」をモットーとしており、親方の基本方針は「ほめて育てる」である。この日も力士の成績発表で、親方は勝ち負けよりも「怪我なく千秋楽まで取り切ったこと」を誉めた。そんな親方が名づけた四股名は“桃智桜”の他にも一風変わったものが多い。
“宇瑠虎太郎”(うるとら たろう)関は郷ひろみの『GOLDFINGER ’99』を振り付きで披露。“潮来桜弘四郎”(いたこざくら こうしろう)関はジェロの『海雪』をじっくり歌い上げた。また、今場所、部屋唯一の勝ち越し力士である“爆羅騎源氣”(ばらき げんき)関は海援隊の『贈る言葉』を贈って、おひねりを沢山もらったそうだ。
ちなみに桃智桜関はファンからももちのプロマイドをプレゼントされて大喜び。「“許してにゃん”のやり過ぎで眼鏡が歪んでしまった」というから歌う楽曲はゆずでも、ももちファンであることに揺るぎはない。
※画像は『twitter.com/shikihidebeya』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)