エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】“出川哲朗は、男前で変態”。岡村隆史、ムチで叩き合った戦友を語る。

お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(44)にとって出川哲朗(50)は“戦友”ともいえる存在であり、仕事の節目節目で彼とは不思議な縁を感じるらしい。芸歴や所属事務所も違う2人だが…。

10月20日放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演した岡村隆史が、“仲が良い出川哲朗さんの良さを教えて下さい”とのリスナーからの質問に答えた。

「そんなに出川さんのこと、リスペクトしてないんですけど」と真面目な口調で話し始めた岡村は、彼の“格好良さ”を物語るエピソードを披露する。

2010年、体調不良から約5か月間、仕事を休養した岡村。休み明け最初の『ナインティナインのオールナイトニッポン』を最後まで聴いていてくれた出川から、“心配するな、面白かったよ”というメールが届いたそうだ。また相方の矢部浩之の卒業により、コンビとして最終回となった今年9月25日の放送終了後も、“聴いてたよ、ナイナイらしい素敵な終わり方でした”と出川からメールが。「メールだけ読むと、めっちゃ二枚目なんですよ」と岡村は語気を強める。出川は男前で優しい人なのだ。

さらに岡村は、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』に出演し、出川とパンツ一丁でムチでの叩き合いをした思い出を語る。この番組と『ねるとん紅鯨団』という当時の大人気番組に続けて出演できたことによって、以後ナインティナインの存在が大きくクローズアップされることとなった。岡村が“自分は有名になった”と実感したのは、大阪アメリカ村にジーンズを買いに行った時のことだ。「あ、ムチのヤツや」と彼の後をついてくる人の列ができたという。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』は、出川にとっても出世作である。年齢や芸歴も違う岡村と出川は、苦楽を共にした戦友ともいえるらしい。

パーソナリティの高田文夫によると、同ラジオ番組でも、売れ始めた出川が中継リポーターとして出演していた時期がある。その頃の彼は演劇を本業にしたいという気持ちが強く、それを理由に番組を卒業したようだ。「で、今も変わっていないんだよな」と高田は大笑いするが、その言い方は本当に優しい。岡村や高田、この日のアシスタントの松本明子も出川の良さが分かっているメンバーばかりだった。

だからこそ、愛すべき出川を「イイ人ですけどね…でも、変態ですけど」と岡村は評する。出川の話題には高田や松本も、ずっと笑いっぱなしであった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)