現地時間9月11日のこと、英ヘンリー王子(29)が国際的スポーツイベントに向かう最中、思いもよらぬアクシデントに見舞われた。奇しくも、アメリカ同時多発テロ事件から13年目のこの日に起きた事故に、関係者らは「まさかのテロ事件が発生か」と肝を冷やしたという。
このほどヘンリー王子は、負傷兵らが参加する国際的なスポーツイベント「Invictus Games」に向かうべく車に乗った。しかしその道中、先導していた警察のバイクのうち1台がタクシー(トヨタ・プリウス)と衝突。王子を乗せた車の運転手は停車して助けるどころか、大急ぎでその場を走り抜けしばらく停車しなかったという。
この時、車内にいたヘンリー王子は車列を止めるよう要求。しかし、その日が9月11日であることなどを瞬時に考慮したスタッフは「このまま進むべき」と判断し、しばし様子を見るしかなかったもようだ。
だが事故発生直後、その他のスタッフ達が怪我人の救助活動をしっかりと助けたとのこと。急遽駆けつけた隊員らがプリウスのルーフ部分を除去して運転手を救出したといい、その後警察は「怪我をした運転手らは双方ともに安定した状態」「王子はとても心配し、怪我人たちが大丈夫と知って安堵された」と発表している。
※画像は、facebook.com/invictuslondonのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)