EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】元女子プロテニス選手エレナ・バルタチャさん(30)、肝細胞がんで死去。

イギリスのプロテニス選手として活躍(昨年11月に引退)したエレナ・バルタチャさんが、30歳の若さで肝細胞がんにより死亡した。

英・女子テニス界のトッププロとして、美しい風貌とともに人気の高かったエレナ・バルタチャ選手。ウクライナ出身でスコットランド育ち、世界ランキングでの最高順位は2010年の49位である。昨年11月に引退していた彼女が、イギリス時間の4日早朝にたった30歳の若さでこの世を去った。彼女の長年のコーチであったニノ・セヴェリーノ氏とは今年1月に結婚したばかり。ほどなくして肝細胞がんの診断を受け、その後たった2か月で他界したことに、遺族は言葉にならない悲しみに包まれている。

エレナさんは中学生であった1997年に、肝不全、肝硬変へと進行することから日本でも難病指定されている原発性硬化性胆管炎と診断され、以来定期的な通院と大量の服薬治療が続き、昨年11月に引退を発表していた。その後、激やせした体で車イスで移動する姿が人々を驚かせていたエレナさんは、今年3月に肝細胞がんであることをLawn Tennis Associationのウェブサイトを通じて発表。素晴らしい家族と新婚の夫に励まされながら、強い精神力で果敢に病気と闘っていきたいと宣言していた。グランドスラムにおいては2002年にウィンブルドンで3回戦に進出し、それ以外では11の優勝経験がある。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)