エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「少年隊が一触即発」「堂本光一は松茸を大量注文」。屋良朝幸がジャニーズの裏話を暴露。

ジャニーズでダンサーや振付師として活躍する屋良朝幸が、テレビ番組で少年隊や堂本光一といった先輩のエピソードを明かした。嵐や関ジャニ∞、KinKi Kidsの振付けを担当したこともある彼だが、「雲の上の存在」と思っていた少年隊から振付けを依頼されたときには「とんでもない、無理です」と断りかけたという。しかし、大先輩が自分の振付けをどう踊るかにも興味があり受けることにしたのだが、予想もしない事態が起きてしまう。

ジャニーズ事務所ではタッキー&翼と同期となる屋良朝幸だが、彼はダンサーとして舞台に出たりアイドルに振付けをする道で活躍している。その彼が9月19日と20日の『ライオンのごきげんよう』に出演して、ジャニーズの先輩にまつわるエピソードを語った。

少年隊が1995年に発売した21枚目のシングル『Oh!!/PGF』。その中の『PGF』の振付けを、東山紀之が「次の曲を屋良にやってもらいたい」と直々に頼みに来たという。屋良朝幸は大先輩に振付けをするなんてとても無理だと思ったが、少年隊がどのように踊るのかも見てみたいという気持ちから引き受けた。

振付けをするスタジオには東山紀之と植草克秀の2人がいた。錦織一清はスケジュールが合わなかったようだ。

屋良朝幸は振付けを教えるうちに、「東山さんは覚えるのが凄く早い、1曲を40分くらいで覚えちゃう。植草さんも早い方だけど東山さんに比べたら遅い」ことが分かって、どちらに合わせて教えるか困ってしまう。結局、一通り東山ペースで教えると頭からやってみることになった。当然ながら東山は踊れるが、植草はついて行けない状況である。

すると東山が植草に向かって「振付け覚えるのがおせえよ! 早く覚えろよ」と、冗談ではなくシビアに言い放った。植草も「俺は俺のペースでやるから、お前は黙ってろ!」と言い返して不穏な空気が流れた。スタッフ陣も言葉を発することができずシーンとする中で、屋良はなす術もなく「錦織さんがいてくれたらな」と心の中で思うのだった。

幸いにも2人の関係はそれ以上悪化することなく、練習が終わった。ところがしばらくして植草が「屋良、振付け教えてー」と頼んできたのだ。屋良は「先輩ながらもかわいらしかった」と、その時の植草を思い出していた。

屋良朝幸はKinKi Kidsの振付けも担当したことがあるが、彼らもまた先輩にあたる。これは20日の放送で、屋良が「松茸の土瓶蒸しが大好きだが、実は1回しか食べたことがない」と明かした話である。

アメリカの和食店で食事をした時のことだ。松茸にはまったく興味も無かった屋良が、ふと他の人が食べていた松茸の土瓶蒸しをひと口もらってその美味しさに感激した。「その時、堂本光一さんもいて、彼も松茸は初めてだった」という。堂本光一もその味に感動すると、「ありったけの土瓶蒸し持って来て!」と注文して2人で8個もの土瓶蒸しを堪能した。屋良は堂本光一を見て「さすが、先輩!」と感心したのだ。

屋良朝幸の語るジャニーズの先輩のエピソードも興味深いが、13歳でジャニーズ事務所に入った屋良が18歳の時の金髪で“鼻ピアス”をしていた写真を公開し、「ひねくれていましたね」、「ジャニーズで“鼻ピアス”第一人者です」と明かしたことも驚きだった。同期のタッキー&翼がブレイクする一方で、屋良は「彼らはスター路線、僕はひねくれ路線。ジャニーズの闇の部分ですね」とその頃を振り返る。「俺は俺のスタイルでやるぜ!」という感じだったと語る彼に、共演者も「カッコいい!」と拍手を送っていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)