2008年に代理出産で誕生した双子の父となったリッキー・マーティン(41)。そんな彼も2010年にようやくゲイであることを認めたが、やはり人気商売をしてきただけにその葛藤はかなり大きかったもよう。それゆえに経験した苦い思いを、このほどリッキー自らが人気誌に激白した。
豪版『GQ』誌9月号のインタビューを受けたリッキー・マーティンは、ゲイであることを隠していた過去を振り返りこう語っている。
「すごく腹が立っていた。とても反抗的になってしまったね。」
「昔の僕は、ゲイを見るとこんな風に思ったものさ。“俺はあんなんじゃない。あんな風にはなりたくもない”ってね。恥ずかしいと思っていたから。人や社会、それに宗教にまで否定されて、僕の自尊心はボロボロになっていたよ。」
その結果、リッキーがとった行動とは…?
「自分の周囲の人々に怒りをぶつけたのさ。ゲイだって分かっている人をいじめたりもしたね。」
「同性愛恐怖症を自分自身に植え付けたんだ。」
「逃げ出したい気分だったよ。」
だがゲイをカミングアウトした今も、リッキーは性別問わず大人気。そんな有難い状況について、リッキーは明るくこう語っている。
「良いんじゃないかな? だって選り好みする必要なんてない。僕はみんなが大好きだよ。」
今のリッキーはこんなにもスッキリ。父として、また一人との人間として恥じるところのない立派な生き方を実践しているもようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)