1999年に放ったアルバム『Ricky Martin Here I Am』は日本でも100万枚以上という売り上げ。身長185cmのマッチョな体で女性たちをシビレさせて来た、ラテン系イケメン・ポップ歌手リッキー・マーティンが自身の公式サイトrickymartinmusic.comで、ゲイであることをついにカミング・アウトした。
38歳の今まで、女性との熱愛報道は一切なかったマーティン、そのゲイ疑惑は本当に長く否定されてきた。だが大の子供好きで、代理母出産によりマテオ君、ヴァレンティノ君という1歳7カ月になる双子の息子がおり、同じようなマッチョ体型を誇るステキな恋人もいる今、彼はようやくカミング・アウトの勇気を得たとしている。
3月29日付の公式サイトに公開したメッセージで、ここ10年とゲイ説を否定してきた理由についてマーティンは、「人気が落ちると警告され、怖くて告白出来なかった。ステージ、音楽は僕のすべて。築き上げたその大切な世界が一瞬にして崩壊すると思った」と綴っている。
2人の可愛い息子たちの父親となったことは、やはりマーティンに大きな自信と幸福感を与えたようだ。「ありのままの自分に誇りと責任を持ち、真実と向き合い、自分の意思決定の中で生きていたい。最近そう強く思うようになった」と心境の変化を説明している。
彼はメッセージの最後に、「僕はホモセクシュアルである自分に誇りを持っている」と締めくくった。分っていたコトとは言え、また一人 “ストレートなイイ男” が減ってしまったではないか、ああ…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)