8月10日と11日に東京、大阪で開催された『SUMMER SONIC 2013』（サマソニ）に日本のメタルダンスユニット・BABYMETAL（ベビーメタル）が出演した。今回のサマソニにはヘビーメタルロックの大御所メタリカも参加しており、彼らを撮影するためにカメラマンのロス・ハルフィン氏も同行していた。そのハルフィン氏がBABYMETALを気に入ったことからメタリカのメンバーと夢の対面を果たしたのだ。

昨年のサマソニに初めて登場したBABYMETAL。その公式ツイッター『BABYMETAL @BABYMETAL_JAPAN』では「初出場サマソニ、フードコートの片隅で精一杯のパフォーマンス、食事中の人の手が止まったのが印象的だった、隣の“虹のステージ”がとても大きく見えた」とその時のことを振り返っている。その幕張メッセ“虹のステージ”に今年の8月10日、BABYMETALが立った。

ステージではアイドルとメタルを融合したBABYMETALワールドへ観客を引き込み、終了後には「虹のステージサイコーに楽しかったDEATH!!　おそらくBABYMETAL史上一番の沢山の人達に集まって頂きました!!　リンキンパークも観たかったけどBABYMETALに集まってくれた全ての皆さんに感謝！」と感想をつぶやいている。

彼女たちは今回、サマソニに出演していた伝説のアメリカンハードロックバンドと対面する機会があり、ツイッターで「昨日はチープトリックさんとご対面!!　BABYMETALのことを気に入って頂き『一緒に写真を!!』となりました！」とリック・ニールセンら3人と写った1枚を公開している。

それだけでなない、「METALLICA-メタリカのラーズがBABYMETALをみにきてくれた！　遂にあのメタルマスターと対面!!」とメタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒやギタリスト、カーク・ハメットとも肩を並べて写っているではないか。

メタルマスターと夢の対面を果たしたのは、彼女たちが食事をしているところへカメラマンのロス・ハルフィン氏が話しかけてきたのがきっかけだった。彼はメタリカを撮るために来日していたが、サマソニでBABYMETALを発見。「PHOTO！　PHOTO！」と写真を撮るためにステージ袖にまで来たのである。そんな彼の様子からメタリカもBABYMETALに注目してくれたらしい。

『SUMMER SONIC 2013』には昨年に続き、ももいろクローバーZも出演しており、でんぱ組.incなど他のアイドルグループも名を連ねた。どうやらアイドル戦国時代が夏フェスにも押し寄せているようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）