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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「おめでとうっていえないよ」。AKB48を卒業する小森美果に指原莉乃が複雑な心境。

AKB48から卒業することを発表していた小森美果の卒業公演が6月3日に行われた。アンコールでは「こもりん」コールが起きて、チームメイトも泣きながら彼女との最後のステージを届けた。劇場には同期の7期生やチームBメンバーも駆けつけており、小森がファンやメンバーからいかに愛されていたかが分かる公演となったのだ。その小森とは“地方組”として親交がある指原莉乃も、Google+で複雑な心境を綴っている。

AKB48に7期生として入った小森美果は2009年にシングル「涙サプライズ!」で研究生として初めて選抜入りを果たし、その年の10月からチームBへ昇格することが発表された。その彼女が、今年の5月9日にチームB公演で卒業を発表したのだ。彼女は4年間の活動を通して「自分の進みたい道がAKBとは違ってきたことに気付いた」、「夢のひとつである留学を目標に向け卒業を決心した」とその理由を話した。

6月3日にAKB48劇場で、梅田チームB『小森美果 卒業公演』が行われた。『荒井広希 Google+』では「自己紹介ですでにボロ泣きの小森」と、感動のステージが報告されている。この日は出演しなかったチームBメンバーや小森と同じ7期生も駆けつけてくれたという。

小森美果の卒業について、AKB48時代から仲の良い指原莉乃も『指原莉乃 Google+』でコメントしている。彼女は「こもり卒業。発表されてから、ずーっとなんともいえない気持ちでした」と明かす。“地方組”として楽しく過ごした日々を振り返ると、「まだ、一緒にバカやりたかった。ラップもやりたい」、「今すぐに、卒業してからもがんばれー!とはいえない」というのが正直な気持ちなのである。

“地方組”とは北原里英、指原莉乃、大家志津香、中西優香(現SKE48)、冨田麻友(すでに卒業)の5人が約1か月間、共同生活した時につけたグループ名から始まる。共同生活を終えた後も小森美果と横山由依が加わり、新たな“地方組”として交流しているのだ。メンバーの顔ぶれを見ても、深刻に語り合うよりは大笑いするイメージが似合う。

指原莉乃が「一回地方組で集まってラップしなきゃ、おめでとうっていえないよー」というのも、AKBとしてだけでなく“地方組”として彼女を送り出したいということだろう。卒業公演を終えた小森美果だが、近いうちに“地方組”の卒業式がありそうだ。

小森美果は7月7日の握手会に参加して、全てのAKB48の活動を終える予定となっている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)