イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】リンジー、衣料メーカーに高額訴訟を起こされる。「“薬漬け”のイメージで売れなくなった!」

現在、リハビリ施設にて依存症の克服をめざしている女優リンジー・ローハン(26)。そんなリンジーに、「アナタのせいで製品がサッパリ売れなくなった!」と訴訟を起こした会社がある。要求金額は、なんと5ミリオン・ドル。その訴訟の驚くべき背景とは…。

このたびリンジー・ローハンを訴えたのは「D.N.A.M. Apparel Industries」なる衣料メーカーだが、実はリンジー本人も同メーカーを過去に訴えている。リンジーのブランド“6126”が売り出す衣類の製造を同メーカーに許可したものの、「多額のライセンス料を支払ってくれない」というのがリンジーの主張であった。その賠償として1.1ミリオン・ドルを求めているリンジーだが、同メーカーは「いや、こちらこそリンジーのドラッグまみれのイメージのせいで商品が全く売れなくなってしまった。賠償金を払うべきなのはリンジーのほう」と主張、対抗訴訟に踏み切ったのだ。

同メーカーは“6126”の衣類を小売業者に売るべく努力したものの、2010年の春にはリンジーのリハビリ施設入りやトラブルがクローズアップされたため、さっぱり売れなくなってしまったという。同メーカーは“6126”に数ミリオン・ドル投資していたこともあり、「契約違反」及び「詐欺」の賠償として少なくとも5ミリオン・ドル支払ってほしいと要求。これを受け、リンジーの弁護人は「同メーカーが支払いを怠ってもいいという取り決めはライセンス契約には書かれてもいない」、「このような交差請求に全くメリットなどない」と徹底抗戦の構えを見せている。

更生できずにいることを理由に、高額訴訟を起こされてしまったリンジー。これに負けじと「今度こそ!」と頑張り、立派に更生して再出発することを期待したいが、今のリンジーは常用薬を断たれ全く気力がない状態だという。税金滞納弁護料滞納と未解決の金銭問題をいくつも抱え追い詰められた感のあるリンジーにとって、今回の対抗訴訟がさらなる精神的ダメージの原因になることを心配する声もあがっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)