エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「悪意の無い悪意が、一番悪い」。“性格の良い芸能人”第1位、上地雄輔へのアドバイス。

歌手で俳優の上地雄輔(34)が、ある番組で芸能レポーター・テレビ業界人140人が選ぶ“性格の良い芸能人”第1位に選ばれた。彼を選んだ理由は、「性格に裏表が無い」「どんな立場に人にも優しい」というものが多かった。アンケートの結果から上位に選ばれるポイントは、アシスタントディレクター(AD)に対する態度にあったようだ。

5月26日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で行われたアンケートで、業界人が選ぶ「性格の良い芸能人」第1位に選ばれた上地雄輔。現場のスタッフは、「ADや技術の人にまで気を配り、盛り上げてくれる」と彼に対する感謝の言葉を口にする。また芸能レポーターからは「売れる前と後での態度が一緒」、「人によって(接し方を)区別しない」と大絶賛である。性格も素直だと、スタジオの出演者からも声があがる。

“上地は本当に性格が良いのか?”これを実証するため、番組では収録前の控え室で彼に「ドッキリ」を仕掛けてみた。突然ADが控え室を訪れ、個人的に上地にサインをお願いするというものだ。その数、30枚。偉い立場ではないADからの急な依頼に、彼はどんな態度を見せるのだろうか。

「友人がファンなんです」と控え室を訪ねてきたADにサインを頼まれ、「あ、全然いいっすよ」と快く承諾する上地。だが目の前に積まれた30枚の色紙を前に、「ドホッ、友人めっちゃいるねぇ~」とびっくりしながらも、すぐに笑顔で書き始めた。おまけにサインだけでなく、友人の名前や短いメッセージも付け加える。上地は書き終わるまで終始、温和な表情であった。

VTRを見終わったスタジオの出演者は、「普通なら本番前に色紙を30枚も出されたら、一瞬でも引いた顔になるよね」と上地の対応に感心するばかりだ。一方、同じパターンで番組レギュラーの北村晴男弁護士にドッキリを仕掛けたところ、全ての色紙にサインをするものの、書き終わるまで文句と嫌味が止まらなかった。

だがこのドッキリに関して、「サインを頼まれる時はもっと多いこともある」と上地はスタジオの共演者に対して同意を求めた。30枚というのは、驚くほどの数ではないだろうというのだ。するとMCの東野幸治(45)が、「上地くん、それ嫌味やわ」と苦笑いする。本番前に大量のサインを頼まれるような芸能人は、そう多くは無いのである。「悪意の無い悪意が、一番悪い」と言葉を続けた東野。この言葉は、天然なところがある上地へのアドバイスのようにも聞こえたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)