エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】鳥居みゆきがお正月から大暴れ! 「あの子役」と「ぺニオク問題」をテレビで皮肉る。

元旦の朝から、“鳥居みゆき節”が炸裂した。芸能界のタブーともいえる「子役」「ペニーオークション問題」を、腹話術というかたちで斬り込んでいった。テレビ番組で披露する限界かと思われる内容で、視聴者はドキドキしながらも楽しめたのではないか。

1日放送の『新春レッドカーペット』(フジテレビ系)で、手作りと思われる新聞紙の不気味な人形「ポポタン」を持参して腹話術を披露した鳥居みゆき

「子役って、何?」と訊かれると、ポポタンは淀み無く答える。まぁまぁ可愛く生まれた子どもが親の果たせなかった夢を果たすために、高いレッスン料を払って子役養成所に通わされる―と表現する鳥居。ここまでは視聴者の予想の範囲だったかもしれないが、これからが“鳥居みゆき節”の本領発揮である。

「涙の演技が高評価」、「犬と一緒にダンスを踊る」、極めつけは「出演料はマルマル親が持っていく」。これをひょうひょうと彼女はフジテレビの番組で語ったのだ。鳥居は「名前は言っちゃダメだよ」と人形にお願いすると、ポポタンは「まぁな~」と返した。

最後に「腹話術って、何?」と鳥居が話しかけると、勝手に「ペニーオークションっていうのは…」とポポタンは話題をすり替える。そして「大勢の前で物を使って人を騙す」、「それによって謝礼という名のお金をもらう」と、昨年末の芸能人ブログによるペニオク問題を皮肉ったのだ。

MCの今田耕司は「もっとペニーオークションのくだり、聞きたかったですね」と苦笑いする。鳥居は他にも、パンダと尖閣諸島問題を絡めたネタも披露していた。最近は容姿の美しさばかりが取り上げられる鳥居だが、今年は彼女の鋭い批判が込められた“時事ネタ”にも注目していきたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)