やはりタレントや芸能人は普通の人よりも目立ってしまうのだろうか? 有名人としての顔を隠したプライベートでも、それと知らずに声をかけられることが多いようだ。しかも、あまり声をかけて欲しくない内容のものも多いようである。
『新堂本兄弟』(フジテレビ系)の中でゲストとレギュラー陣がイラッとするエピソードを紹介していた時のことである。槇原敬之が「僕、そんなにあやしいですか?」と気になることを話し始めた。槇原はよく職務質問されるらしい。先日も近くのコンビニまで自転車で向かっていた時に、警察官に呼び止められた。それもこれが初めてではないというのだ。
すると、KinKi Kidsの堂本剛も先日、職務質問を受けたことがあると告白した。スーパーに行った帰り道、自転車に乗っていると後ろから「お兄さん、ちょっといいかな」と警察官に声をかけられたという。「それ(自転車)、お兄さんのかな?」、「最近盗みとか多いから、お兄さん本当盗ってないよね?」としつこく聞かれたようだ。しかし、「お兄さん」と剛を呼んでいた警察官の態度がその顔を見て急変したのだ。「お兄さんもしかして…」と剛に気付いた警察官は、「これ“ご自分”の?」と念を押したうえで、「どうもありがとうございました。」と頭を深々と下げて去って行ったという。このときの警察官の態度に、共演者たちは「芸能人と分かったから態度を変えるのはすっごいヤダ」と嫌悪感を露わにしていた。
この話を聞いて、職務質問を受けたことがある人は理不尽さを感じたかもしれない。人を見て態度を変えるというのは、本来ならばあってはならないことである。やはり有名人に対するそれは、普通の人とは違うと言わざるを得ないのか。なんとも世知辛いエピソードであった。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)