イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】米人気TVホスト、ウェンディ・ウィリアムズが過去の壮絶なドラッグ依存を明かす。

歯に衣着せぬ物言いで人気のウェンディ・ウィリアムズ(48)は、今年2月の歌手ホイットニー・ヒューストン(享年48)の急死にかなりのショックを受けたという。哀しみのあまり自身がホストを務める番組で思わず泣き崩れたことも話題となったウェンディが、このたび人気誌『In Touch』の取材に応じ、ドラッグに依存していた過去を赤裸々に告白した。

ホイットニー・ヒューストンとは年もわずか1歳差。さらに同じくニュージャージーの生まれで共通点が多いというウェンディ・ウィリアムズは、TV番組『The Wendy Williams Show』のホストとして大変な人気を誇っている。だがそんな彼女もかつては10年もの間ドラッグに依存していたといい、ホイットニーが急逝したことにはただならぬショックを受けたそうだ。このたび『In Touch』誌の取材に応じたウェンディは、かつてドラッグに依存していたころの状況を次のように語っている。

「(ドラッグに依存していたのに)生活はきちんとできていた。午後3時から7時まで働いて、朝の7時までパーティでしょ。それから午後2時まで眠ってラジオ局に出勤。その繰り返しだったわ。」

ウェンディが荒れた生活を送っていると知りながら、周囲の人間は口出しひとつしてこなかったとウェンディは語る。

「みんな知っていても、何も言ってくれなかった。意気地がなかったのよ。だけどそれって、私にはショックなことだったわ。サーカスの見世物でも見ている気分だったんでしょう。」

だがウェンディは、30歳の誕生日が近い頃ある人物に出会ったことで事態が急転したという。

「あんな暮らし方でも、私の生活はなんとかなっていた。あのまま続けていた可能性もあったけど、私はある男性に恋してしまったのよ。だから依存を断ち切ることを必死に学んで、ようやく立ち直ったの。リハビリ施設に行く必要すらなかったわ。」

その後ウェンディは結婚し、今は子育て真っ最中の母でもある。すっかり立ち直りTVで大活躍しているウェンディは、動物愛護団体PETAの「I’d Rather Go Naked Than Wear Fur (毛皮を着るくらいなら裸の方がマシ)」なるキャンペーンにも登場しヌードを披露することが決まったそうだ。ドラッグ依存から脱した意志の強さ、そして何事にも意欲的に取り組むそのポジティブな生き方に、今大きな注目が集まっている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)