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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「過激さに精神病んだ」。遠野なぎこがラブシーンの影響で“3年間休業”した過去を明かす。

女優の遠野なぎこが15歳で出演したドラマが影響して「精神を病んで、仕事を3年間休んだ」と告白した。彼女はドラマ『未成年』で演じたキスシーンが「人生でのファーストキス」だったという。しかし、それはキスシーンというよりも激しいラブシーンであり15歳の遠野なぎこにはショックだったのだ。

バラエティ番組で自ら発言することから「2か月で最速スピード離婚」「7股交際」という話題が先行する遠野なぎこ。15歳の時に“遠野凪子 ”名義でレギュラー出演したのがドラマ『未成年』(TBS)だった。

10月4日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)のスペシャル番組に出演した遠野なぎこはその『未成年』でファーストキスを体験したことを話したのだ。

15歳だった遠野なぎこは当時20歳のいしだ壱成が演じる・戸川博人(ヒロ)に片思いする女性高校生・安西加代子(カー子)の役だった。スタジオではその遠野といしだのキスシーンの映像が流されたが、予想を超える過激なシーンに共演者も息を呑んだほどだ。

暗がりに卓球台があり、その前でカー子(遠野)はヒロ(いしだ)に想いを伝えて迫る。彼女は自ら彼の唇にキスをするとそのまま胸など体にもキスをして「抱いて欲しい」とささやく。ヒロはその誘いに耐え切れず、激しくカー子を卓球台に押し倒すとまさぐるように抱きつくのだった。

MCの浜田雅功は「この頃は可愛かったよな~」と15歳の遠野なぎこを絶賛すると、「これがファーストキスだったの?」と30歳を超えた今の彼女に確認した。遠野は「この時がギリで“うぶ”だったので、なんの経験もなくて初めてキスしたんです」と証言したのだ。

ところがお相手のいしだ壱成は「バタンって押し倒したのは憶えてるけど、キスはしたかな~?」と記憶しておらず、遠野の純情は彼には通じていなかったようだ。そんないしだ壱成の言葉に遠野なぎこは「役が過激だったので精神を病んで、この後3年間仕事休んだんです」と明かして周囲を驚かせたのである。

当時、遠野凪子の芸名で活躍した彼女は1995年に『未成年』を終えるとしばらくドラマ出演がない。やがて1998年に『学校の怪談R』で久々にその姿を見せており、その翌年にはNHK連続テレビ小説『すずらん』で主演を果たしたのである。

『未成年』で彼女が演じたカー子は、母親が男にだらしなく、自らも売春を経験する設定だった。15歳の彼女にはラブシーンに加えてその役どころが重かったのだろう。しかしそうした経験を彼女なりに3年間で消化して女優として成長することができたのだ。

そのような過去がある一方で、最近は“肉食系”と呼ばれるキャラクターで注目を浴びている遠野なぎこ。さまざまな体験をしてきた遠野なぎこのこれからの活躍に注目したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)