昨年11月に生まれた長女をあやしながら、筋トレをするのが今の日課だという少年隊の東山紀之(45)。ジャニーズJr時代から現在まで変わらず親友だという、元シブがき隊の薬丸裕英(46)は5人の子どもの父親。薬丸を父親としてのお手本とし、長女も薬丸に対面を果たしているそうだ。
6月8日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)の人気コーナー、“はなまるカフェ”に登場した東山。司会が親友の薬丸であるこの番組での彼は、他では見せないリラックスした表情で話をしてくれる。お互いがアイドル全盛期だった頃のエピソードを話してくれるのも、この番組ならではの楽しみである。
東山の時代はジャニーズ所属といえども、デビューしていなければ番組のディレクターからぞんざいに扱われたという。その時の悔しさや怒りは歌や踊りのレッスン、体を鍛えることにぶつけていったそうだ。東山も薬丸も3人グループでのデビューである。仲間が複数いることで、歌詞を忘れた時などに助けられたこともあるというが、レッスンを怠ればすぐに目立ってしまう。
「植草(克秀)を何度怒ったことか…」と言いながら、東山はニヤリと笑った。
当時は生放送での音楽番組が多く、歌詞やダンスの間違いはそのまま放送されてしまう。東山も薬丸もレッスン場所以外でも、合宿所に帰り時間を惜しんで練習していたそうだ。それでも本番ではなかなか、完璧な歌と激しいダンスを披露することは難しかったという。
ここで東山は何気ない表情で、サラリとこう言った。「今の人は歌詞も間違えないし、(激しいダンスでも)息が切れない。どうしたら、ああなれるのか?」
これには薬丸もコメントのしようがない。苦笑いしながら「poison(毒)」とだけ、言葉をもらした。
東山は今でも舞台や映画に活躍しているので、体型維持には余念が無い。なんと体脂肪が3パーセントにまでなったことがあるという。新聞を読みながら筋トレ、メイクをしてもらいながら読書と、常に二つのことを同時にしているという東山。やっぱり結婚し父親になった今でも、家庭での姿がピンとこない男性なのである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)