来月には46歳にもなる元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォード。彼女にソックリな娘のカイア・ジョーダン・ガーバーちゃん(10)が、ついに母と同じ道を歩み始めたことを『fashion.telegraph.co.uk』が報じている。
少し前からシンディは仕事場にカイアちゃんを同伴し、2人でカメラの前に立つことにより娘の名と顔を売って来た。こちらの写真は昨年6月、ニューヨークはブロードウェイで上演された『Spider-Man: Turn off the Dark』を楽しんだ時の2人の様子。キリッとした顔立ちと長い脚は、まるで母をコピーしたようだと話題になっていた。
そんなカイアちゃんが、母をスーパーモデルとして世に放ったことで知られるイタリアのブランド、“ヴェルサーチ(Versace)”と契約し、このほどモデルデビューした。0歳から12歳までを対象とした同ブランドのキッズ・ファッション部門の広告モデルであり、黒のレザージャケットにミニスカートで腰をちょっとくねらせ、キュートなポーズを取っている写真が公開された。
シンディがお世話になったジャンニ・ヴェルサーチは残念ながら1997年に射殺されてしまったが、現在ブランドを引っ張っているドナテラ女史はカイアちゃんについて、「極めて特別な逸材です。カメラの前で本当に輝いて見えるこの子の様子に、シンディと仕事した日々がまるで昨日のことのように蘇って来ます」と嬉しそうに語っている。
よそのブランドに持って行かれる前に、話題性を込めて是非ともヴェルサーチ・ブランドのモデルとしてこの子をデビューさせたいという気持ちが、ドナテラ女史にはあったのだろう。だが、未成年タレントやモデルの労働に関する批判の声が想像以上に高い米国である。カイアちゃんが今後どれほどの仕事量をこなして行くか、人々の関心が集まりそうだ。
カイアちゃんのモデル写真はこちらでご確認を。
http://fashion.telegraph.co.uk/news-features/TMG9023012/Cindy-Crawfords-10-year-old-daughter-scores-Versace-modelling-campaign.html
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)