「高校の野球部にイチローが入ってくるカンジ」「定食屋に高級フレンチが似合うのか？」とにかくAKB48ファンの中で今、話題になっている人物がいる。第13期研究生・光宗薫（みつむね かおる）18歳、2011年神戸コレクション（通称・神コレ）モデルオーディションのグランプリ受賞者である。

神コレのモデルオーディションは、今年大ブレイクしたタレントのローラが2008年に審査員特別賞を受賞している。光宗はそのオーディションで、グランプリを獲得しているのだ。その容姿やスタイルも非の打ちどころが無く、写真を見ても“素人っぽさ”は全く感じられない。

神コレのモデルオーディション時の、彼女の“ファイナルリスト・プロフィール”がある。それを見ると身長168センチ、特技はクラシックバレエ、趣味はゲームと書かれている。色白でショートカットがよく似合っていて、まさにモデル。若い女性から支持を受けそうな彼女には、神コレの頃からすでにファンがついていたそうだ。

ただ、古くからのAKB48ファンからは「なんでAKBを選んだの？」「AKBに入ったら浮きそう。」などの声がネット上で見られる。ファンの熱心な応援によって育ってきた従来のメンバーと、すでに華やかな芸能人オーラが感じられる光宗。まして地道なファンとの交流、例えば“握手会”などを笑顔で最後までこなせるのか―という意見が多い。

光宗薫のブログ『神コレモデルオーディション ファイナリストブログ』には、早くも沢山の応援メッセージが寄せられている。ブログの更新は9月28日からされてはいないが、彼女の顔写真や驚くほど上手いイラストなどが紹介されているのだ。ブログの内容も文章がしっかりとしていて、賢い女性だと感じる。

「彼女はAKBらしくない」といわれる一方で、「色んな人材がいた方が良い。」「女子層の支持が広がる。」と期待の声もあがっている。光宗本人から「なぜAKB48に入りたかったのか。」が聞かれるのも、遠い将来ではないだろう。その時が非常に楽しみである。
（TechinsightJapan編集部　みやび）