エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】自慢の特製カレーを「マズイ」とトシちゃんに言われ、ショックで泣いた川崎麻世の母。

タレントの川崎麻世の母親が泣きながら息子に電話をしてきたという。それは彼女が営んでいる喫茶店の看板メニューのカレーを、テレビ番組で試食した田原俊彦から「マズイ」と評価されたことが原因であるらしい。

11月5日付の川崎麻世のブログ『麻世仲の猫たち』によると、前日4日に放送された『爆報!THE フライデー』(TBS)内で川崎の母が枚方市で営んでいる喫茶店が紹介された。彼の祖父が始めた喫茶店を受け継ぎ、開業して50年以上にもなるそうだ。現在は76歳の川崎の母親と従業員2名で営業しているのだが、1日の売り上げは3万円ぐらいで経営は楽ではないらしい。しかし祖父の思いが詰まった喫茶店である。その店名には、川崎の祖母の名前が使われているほどだ。「お祖父ちゃんのためにも、喫茶店はやめたくない。」と、川崎の母親は語った。

その喫茶店のイチ押しメニューは、“麻世(まよ)カレー”。カレーライスと一緒のお皿に数種類の煮物(コンニャクやかぼちゃなど)が盛り付けられている。見た目は変わっているが、カレーのルーは5種類のスパイスとミキサーにかけた野菜を煮込んだ、本格的なものだ。実際に喫茶店へ出向きカレーを食べたお笑いトリオの我が家も、「煮物もカレーも美味しい。」と感想を述べていた。

問題はその後起こった。スタジオ内で川崎麻世が持参したそのカレーを、田原が試食し「マズイ」と言い、隣にいた爆笑問題の太田光の口にもカレーを押し込んだのである。その場面をあらためて見直してみたが、冗談にしては田原の表情に笑いが無く太田は「マズイ」と言った後、「違う違う、美味しいよ。」とフォローしていた。しかし田原にはそれが無かったのだ。

真面目で高齢の川崎の母は、ブログによると朝から喫茶店を閉じ撮影に向けてカレーの用意をしていたようだ。彼女は「自慢のカレーが紹介される。」と楽しみに番組を見たら、「マズイ」と言われ大変なショックを受けたらしい。泣きながら電話をしてきた母親の言葉を川崎が聞くのは、さぞ辛かったであろう。

バラエティ番組でもあるし事前に撮影を終えているのだから、川崎も母親の方にどういう内容の収録だったかを伝えていたのか―と疑問も残る。だが田原の言葉や振る舞いに「思いやり」が感じられないので、冗談で「マズイ」と言ったように聞こえなかったのではないか。悪気は無かったのだろうが、田原は彼女を深く傷つけてしまったのだ。毎回のことだが番組内で田原俊彦に振り回される爆笑問題は、このまま持ち堪えることができるのだろうか。覚悟はしているだろうが、いささか心配になってきた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)