歌手、女優と活躍している神田沙也加が、テレビ番組で電子の歌姫で知られるあの初音ミクに「負けていられない」とライバル心を露にした。
レ・ミゼラブル、ピーターパンなど舞台でも活躍する神田沙也加は今年4月にデビュー10周年記念のアルバム『LIBERTY』をリリース、6月30日にワンマンライブ『Sweet Liberty』も開催予定だ。ミュージカル舞台では日頃から歌ってきた彼女だが、歌手として初のワンマンライブでもあり気合が入っているようだ。6月17日に放送されたテレビ「ライオンのごきげんよう」に出演した際に、歌の練習で新しい発見があったことを語った。
神田沙也加は電子の歌姫と呼ばれ世界的に人気がある「初音ミク」にハマっているというのだ。これはコンピュータによるデスクトップミュージック(DTM)ソフトで、メロディと歌詞を打ち込めば合成音声で『初音ミク』がボーカルやコーラスを歌ってくれるというものだ。入力に熟練してくると本物の人間が歌っているかのような精密なパフォーマンスが可能なので世界各国に愛好者がおり、ネットで作品を公開している。
彼女もこの「初音ミク」を“調教”してかなり完成度の高い歌を歌わせることができるようになったと言う。コンピュータの音源だけに「音程も高くまで伸びる」ので、その歌にあわせて歌っていると神田沙也加自身も「かなり高い音まで歌えるようになった」そうなのだ。「これは負けてはいられない」と歌手として燃えた神田沙也加は初音ミクと毎日、歌の練習に励んでいるのである。彼女はかなり高音域まで歌えるようになったと話していただけに6月30日のワンマンライブ『SAYAKA KANDA 1st.LIVE ALIVE 2011 Sweet Liberty』は歌手神田沙也加を堪能させてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)