イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】歌姫デミ・ロヴァート、「摂食障害と一生向き合う」と覚悟を語る。

今年1月まで続いた約2か月間のリハビリ生活、そして精神科医とのカウンセリング。仕事からしばらく遠ざかっている歌姫デミ・ロヴァート(18)が、復帰を前に摂食障害との闘いを語った。

10歳でエンタメの世界に入り、ディズニーの人気歌姫として大きく成長を遂げたデミ。だが昨年11月の突然のリハビリ入りで、彼女に関する様々な問題が露呈した。気性が荒く怒りを抑えられない、情緒は常に不安定、薬物依存に摂食障害…。その心は常に葛藤を続けて来た様子だ。

リハビリ退所後も、精神科医の元でのカウンセリングに通い続けるデミは3月上旬、ファンにビデオ・メッセージを公開した。そこでは “自分は内面的な問題を抱えているが、皆さんの励ましのお陰で頑張って克服したい” とあいまいに語っていた彼女だが、このほど行われた米『Seventeen』誌とのインタビューは一歩踏み込んだ内容となり、摂食障害を乗り越えられずにいることを告白した。

「“今日はゼッタイに夕食を食べない”、何度こんな風に自分の食欲を抑えてきたことかしら。この苦しい闘いを、私は一生続けて行くんだと覚悟しているわ。だって、食べ物や自分の体型のことを全く意識しないでいられる日なんて、私にはきっと来ない。だからそれと共存して生きて行くしかないのよ。」

それでも他の面で抱えていた精神的な問題については、心掛けの転換を図り、周囲に甘えてみることで自分自身を少しずつ変えることが出来たとしている。

「好きなように自由に生きてみようよ、もっと甘えていいんだからって自分自身に言い聞かせたら、心が徐々に安らかになって来たわ。楽しいと思えることに没頭し、自分の感情を否定したり恥じらったりしない。これが今の私の人生のモットーよ。」

「ああ、何もかもイヤ。そんな風に感じた時は家族や親友と一緒に過ごしてみて? 自分の感じていることを聞いてもらうの。孤独だと、自分を危険な状態に追い詰めてしまうことがあるから、決して一人で悩んではダメよ。」

最後に自傷行為に走りやすい心がもろくなっている少女たちについて、自分も経験者だからよく分かるとして、デミは優しく、力強くこう語った。

「あまりにも深く悩み過ぎると、自分自身の大切さが分からなくなって、神聖で尊いはずの体に傷をつけてしまうことがあるの。そうした女の子たちを私は励ましてあげたい。あなたの人生にはきちんと価値や意義があるのよ、どんな困難でも頑張って克服して行きましょうよってね。」

体型コンプレックスが強く、痩身願望が強すぎると以前から指摘されていたデミ。ここで思い出されるのが、やはり下半身のボリュームに悩んでいる女優のミーシャ・バートン(25)である。摂食障害を深酒とドラッグで紛らわす暮らしぶりばかりが話題になり、女優としては今ひとつ。デミには、決してミーシャのようにはなって欲しくない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)