エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「『福島県民お断り』の店の名前を教えて」。サンドウィッチマン伊達、怒り爆発。

福島第一原発での事故がチェルノブイリと同等の「レベル7」に引き上げられ、今も予断を許さない。そんな状況で福島県から多くの人々が避難所生活や他県へ移り住み、明日が見えない不安と闘いながら生活をしている。しかしそんな辛い福島県民を追い詰めている現実が存在する。「福島県民」への嫌がらせだ。このことに対し、サンドウィッチマン・伊達が自身のブログ「もういいゼ!」で怒りを爆発させている。

サラリーマン時代に福島県郡山市に3年間住んだことがあるという伊達。伊達にとっては大好きな町の一つだという。しかし現在、その大好きな福島がいわれのない嫌がらせによって苦しめられている。

野菜や食品などの出荷制限についてはすでに知っている人も多いはずだ。だが、伊達のブログに寄せられている福島県民への嫌がらせの実情は想像を超えるほど卑劣かつ低俗なものであった。実際伊達も「残念でならない」と綴っている。

ある店には「福島県民お断り」と張り紙が。ホテルでは宿泊を断られたなど、嘘だと思いたくなる現実が沢山あるそうだ。伊達は「もしあるならそのお店の名前を教えて下さい。ホテルの名前を書いて下さい。 そんな非国民は断固として許さない。」と怒りを露わにしている。

また福島県から他県へ避難し、他県の学校へ編入した際、子供達がいじめに遭う現実もある。「日本人として恥ずかしく悲しいことだと大人達がしっかり教えていかなきゃならない。」と伊達は呼び掛けている。

地震は自然の脅威「天災」である。しかし、伊達のブログのコメントには、福島県民を取り巻く「人災」という辛い現実が多く寄せられていた。

今、地震はどこで起きてもおかしくない。そこでどんな事故が起き、どんな被害が出てしまうかなど予測不能なのも事実だ。福島県民は被害者である。何故このようないわれのない扱いを受けなければならないのであろうか。伊達が言うように、まずは我々大人が風評に惑わされることなく正しい情報を受け止め、さらにそれを子供達に伝えることが大切だ。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)