東日本大震災後、長く続く余震で頭痛や吐き気などに襲われている人、また「ずっと揺れているような感覚に悩んでいる」という人はいないだろうか？　そんなあなたは実は「地震酔い」の可能性が高いかもしれない。
主な原因は視覚情報と平衡感覚とのズレで、他にもストレスが原因とも言われている。「また地震がくるのではないか？」と常に緊張や不安があって眠れないという人も。そのようなストレスが引き金となり、地震酔いを招いてしまっている可能性もある。そんな症状に実は、あるセレブ姉妹も悩んでいるという。そうあの叶姉妹である。

叶姉妹のオフィシャルブログ「ABUNAI SISTERS」の3月26日の日記に、姉妹で度重なる余震の影響で頭痛と吐き気に悩んでいると綴っている。また妹・美香は13日の日記で「スタンド型ステンドグラスの照明が倒れ、後頭部を強く打撲してしまった」と明かしている。そのせいで今月いっぱいのフライトを医者から控えるように言われてしまい、仕事のスケジュールも上手くとれないというのだ。

同日のブログ内では義援金についても触れており「早急に寄付をした」と綴っている。ただ金額については誹謗中傷が酷いということもあり、具体的には明かしていない。また姉・恭子は「多くの人々の尊い命が無くなったことに心を痛めながらも、日本人のモラルの高さに涙している。」と語っている。このような悲惨な状況下で助け合う心、ポジティブな力で日本が復興と共に蘇ることを信じているというのだ。叶姉妹も心から被災地の一刻も早い復興を願っている。

ちなみに「地震酔い」になった場合は何科を受診すればよいのだろうか？　乗り物酔いと同様に揺れが続くことで起きる症状なので耳鼻科が理想であるが、内科でもいいようだ。度重なる余震に不安や恐怖で眠れないという方は、心療内科や精神科などを受診してもいいかもしれない。地震が残したトラウマが、意外な精神的後遺症を残してしまう可能性もある。あまりに酷い場合は専門家に相談するといいだろう。
（TechinsightJapan編集部　うずらの珠子）