岡崎慎司選手の移籍先として話題になっているドイツ・ブンデースリーガのクラブ、VfBシュトゥットガルトのホームグラウンドであるメルセデス＝ベンツ・アレーナで19日、建設工事用のクレーンが転倒し、クレーンの作業員が重傷を負い、また膜屋根の一部が損傷を受けるという事故が発生した。

メルセデス＝ベンツ・アレーナは現在拡張工事が施工されており、今回の事故はこの工事中に発生した。
事故の原因はクレーンのアームが本体から外れたことであり、それによって膜屋根に穴が空き、屋根を支える横ばりが客席に落下した。
またその際クレーンの運転室も巻き添えになり、クレーンを操作していた31歳の作業員が20メートルの高さから転落し、重傷を負って病院に運ばれた。

欧州では現在ヨーロッパリーグが行われており、今週24日にはSLベンフィカ（ポルトガル）との試合がメルセデス＝ベンツ・アレーナで予定されているが、この事故による試合の延期はないとのことである。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）