モデル、タレントとして活躍する梅宮アンナはカバンや靴などにブランド品を愛用している。だが、彼女のブランドへのこだわりはそれでは止まらないようだ。
バブル崩壊以来、ブランド品ブームはかなり落ち着いたとはいえ、その人気はまだ高いようだ。
エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネルといった高級ブランド品を購入する際には一般的にかなりの決断と散財を覚悟せねばならない。それだけに購入した品は一生モノとして大切に愛用したいものである。
ところが、ファッションモデルの常識は違うようだ。7月28日放送のテレビ「イチハチ」に登場した梅宮アンナによると「ブランド品は新作発表されてから7か月で型落ち」という。これには共演していたモデルのマリアも同意しており、モデル界では当然なことのようだ。
そうなると新作のブランド品を手に入れる頻度も高くなり、梅宮アンナの場合は年に2~3回はブランド品の買出しに海外に出かけるというのだ。海外では価格も安いというのだが、気になるのがどれほどの額の買い物をするかである。
だが、梅宮アンナは首をかしげて「知らない」と言うと「値段なんて見たこと無いもん」と涼しい顔で答えたのだ。
彼女は現在、個人事務所INDUSTRIAに所属して活動しているが、そこまで稼いでいるというイメージは無い。やはりかつての大スター梅宮辰夫の娘であることから経済的な余裕もあるのだろうか。
父親の梅宮辰夫は芸能活動以外にも「漬物本舗」や「炭焼家炎園」を展開しておりまだまだ稼ぎ続けている。
そんな梅宮アンナのブランド志向はまだまだ続く、食品は父の影響で「紀ノ国屋」でほとんどを購入するのだ。「食品は安心できるものがいいから」と価格は高くとも高級食材を日常的に使用しており、梅宮辰夫が紀ノ国屋で買い物をする際には「1袋で1万円」が当然の買い方だったのでその影響を受けたのである。
彼女のエピソードで最も驚かされたのが引越しにまつわる話だった。「1年8か月くらい住むと飽きる」という梅宮アンナは約2年に1回程度のペースで引越しているというのだ。
これまでに引越しで使った金額は合計で1000万円だという。家を建てるのではない、賃貸に引越すのである。そんなに費用がかかるワケは「新居では前の家具が合わないから全て買い換える」からなのだ。そのために“インテリアコーディネーター”に全て任せてブランド家具を新調するのである。
それを聞いた出演者のひとり、ブラックマヨネーズの吉田敬は「40万円で買ったソファーを一生使おうと思っているのに」と驚きを隠せない表情で話していた。一般に梅宮アンナの基準が特殊でブラマヨ吉田の考え方が普通だと信じたい。
ところで、そんな梅宮アンナに母親の梅宮クラウディアは「ブランド品と同じくらい、男もしっかりと見極めなさい」というアドバイスをしていたのが印象的だった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)