エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】マツコ・デラックスが沸騰寸前! “天敵”女子アナとバトル。ミッツ・マングローブも参戦。

「女子アナ」という言葉が独り歩きして、今ではマスコット的存在という意味も持つようになってしまった女性アナウンサーたち。だが、本来は知性・容姿ともにすぐれたバランスの持ち主であり、視覚的な潤いだけではなく、女性ならではの視点で報道に刺激を与えてくれる存在であるはずだ。そんな未来の報道を担う女子アナたちに、マツコ・デラックスが吠えた。

7月20日放送の「お茶の水ハカセ」のゲストは、徳光和夫とマツコ・デラックスだった。二人は徳光の甥のミッツ・マングローブの縁で、家族ぐるみの交流があるという。徳光から「事務所には入ったほうがいい」というアドバイスをもらって、芸能事務所に入る決意をしたと言うマツコ。それまではマネージメントをすべて自分でやっていたマツコは「事務所に入ってよかった」と言う。いわば恩人でもある。

このあと、二人に加えてミッツ・マングローブも加わり、マツコの“天敵”女子アナたちとの対決となった。
本当は男性、女性を交えたTBSのアナウンサーが登場し、大先輩である徳光に相談をするという主旨のコーナーであった。だが、仕事に関する質問が少なかったため徳光が登場する場面も少なく、「どうしたらモテるか」とか「きれいなまゆ毛が欲しい」とか、どうでもいい個人的な質問がほとんどで、マツコのイライラは募っていったようだ。

女子アナを引き連れてきた吉川美代子アナウンサーに対しては、「女子アナと女性アナウンサーは違う」「この中で一番キレイ」とべた誉めしたマツコだが、「隙がなくてモテない」という個人的な悩みを挙げた入社4年目の出水麻衣アナウンサーには「あんたはしたたか。こんなところで面倒くさい質問をする必要はないと思ってる」と毒づき、「うまくやっている」と、皮肉をこめながら誉めていた。

だが、このあと、とんでもない女子アナの登場に、マツコは沸騰寸前になった。
それは入社2年目の田中みな実アナウンサーだ。元・準ミス青山学院というかわいらしい田中アナが「TBSの元気印になりたいです!」と挨拶したときから、既に「なんだこのヤロウ」と毒づいていたマツコだったが、田中アナの「下がり眉なのが悩みです。マツコさんの眉がきれいなのがうらやましいです」というイラスト付きの幼稚なお悩みボードを見て、表情がさらに険しくなった。しかも「眉がきれい」と誉めている割には、マツコの“髪の薄いドラえもん状態”のイラストに対して、自画像は小顔でかわいらしい。そんな、悪意があるとしか思えないイラストを描いて無邪気に微笑む田中アナに、「私も2年目の子をボコボコにするわけにはいかない」と、怒りをおさえこむマツコ。

だが、イラストのひどさを指摘されてもニコニコしながら「どうやって(眉を)描いているんですか」と質問をしてくる、めげない様子の田中アナにマツコは面倒になったのか、投げやりに「メイクさんに描いてもらいなさい!」と回答した。「ありがとうございます!」と、立ち上がってペコリとお辞儀をしたかわいらしい田中アナの仕草に、それまで沈黙を保っていたミッツが「なんか、イライラする」とドスのきいた声で一言。女性目線を代表するようなミッツの言葉に対して、さまぁ~ずの二人が「男は引き込まれる、モテると思う」と言うと「全然モテないです」と答える田中アナ。この言葉についにマツコも切れて、「うるせえよ!」と吠えた。

さんざん毒づき、女子アナを嫌いながらも「女子アナをこういうふうに使ってきたテレビ局が悪い」とフォローも忘れないマツコだった。「あんたたちもテレビ局のそういう方針に乗っかって入社してきたんだから、最初は我慢しなさい。いつか硬い仕事ばかりもらえるようになるから」と、アドバイスも残していった。

彼女たちはアナウンサーとして入社してきたのだから、報道への志が高い女性であることには間違いない。くれぐれも男性から好奇の目を向けられるだけの、女性からはイライラされるだけの存在で終わらないでほしいと願う。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)