野村克也元楽天監督が5月10日に緊急入院して心配された。5月16日に放送されたテレビ「アッコにおまかせ!」ではその野村氏のハードスケジュールを分析した。その際に、もし彼が講演会をすべてこなした場合の講演料も予測したのだ。そしてそこから見え隠れするのはやはり”アノ人”の思惑だった。
野村克也氏(74)は5月10日に都内慶応病院に入院した。解離性大動脈瘤(りゅう)の為とみられているが詳細は不明である。
入院した当初は野村沙知代夫人の
「うちのを殺すつもり?私が知らないのに入院しているわけない」と入院を認めないともとれるコメントが話題となった。
同番組では野村氏の講演会などのスケジュールを確認した。それによるとかなりのハードスケジュールであることが判明したのだ。その内容は次のようなものである。
4月
25日/埼玉県(講演会)・TV生出演
26日/香川県
5月
1日/東京都
4日/新潟県
5日/大阪府
7日/埼玉県
8日/静岡県
9日/神奈川県
10日/入院
このように、全国を連日講演の為に飛び回り、同日にテレビ番組出演なども行っていた。4月で14回、5月で13回(予定含む)で2ヶ月で27回講演することになる。4月以前、そして5月以降も同じような状況でスケジュールが入っている。番組スタッフがこのパターンで予測したところ、年間での講演会は約160回になる見通しだ。そして、その講演料はおよそ1回につき300万円(FLASHによる)というのだ。ざっと計算しても年間で4億8000万円ということになる。
こうした講演などのスケジュール管理は沙知代夫人が組んでいるといわれている。
野村前監督もお疲れだったようで
「うちの(沙知代)にあまり仕事をいれるな、と言ってるんだけどね」
とコメントしていた。
夫人が当初、夫の入院を認めなかったのは、入院したことが公になる前に退院できるとも期待したようなのだ。また、講演会への今後のオファーへの影響を考えたともみられている。沙知代夫人の管理下ではゆっくり休養という訳にもいかないのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)