5月1日の「嵐にしやがれ」に志村けんが登場した。嵐メンバーは志村流コントの極意を学び、実際にカツラや衣装を着けて、おばあちゃんや酔っ払い、バカ殿に挑戦した。そのなかで興味深かったのが志村へのプライベートな質問コーナー。お笑い芸人を目指した意外な理由が明かされた。
ゲストに関する噂話を検証するコーナーでは、結婚に関する話題が出た。
「結婚を諦めた」という噂を志村は否定、「全然、まだまだ。まだ六十よ?」と答えた。メンバーから「若いほうがいい?」と質問されると「そうですね」と答えた。しかし志村の手相にはタイガーウッズと同じ浮気線が複数現れているらしく、実際にも「しぼりきれない」状態だという。お笑いを目指した理由を訊ねられると「家庭が暗かったから」と答えた。
また相葉が一時期ワインにはまっていた原因が志村であることも判明した。志村と食事に行くこともあるという相葉は、酔っ払って気がつくと志村けんの膝枕で目覚めたこともあるらしい。嵐のライブを見に行くなど、何かと縁のある志村がコントの極意を教えた。
まず最初にメンバーはカツラを着用し杖を突いておばあさんに変身、しかし意外と難しい重心移動に松本は前かがみのヘンなお兄さんのよう、相葉は「んふふふ」という妖怪みたいな声を発していた。また相葉はジャケットを裏側にして着て、千鳥足で歩く酔っ払いにも挑戦したが、セットから軽く落ちて諦めてしまった。最後にバカ殿のメイクにも挑戦した。ここでも相葉のメイクが不評であった。「汚い」「まだら」「テカテカしてる」と言われてしまった相葉のメイク。他にも櫻井のメイクは眉の位置が上過ぎて、バカ殿ではないものになってしまった。
見るだけなら誰でもできそうななのだが、実際に挑戦してみると意外にできない。志村けんのコントがいかに計算され、完成されたものなのかが思い知らされたのであった。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)