メンズエッグモデルのJOYが昨年の秋以降、僅か半年でバラエティタレントとしてブレイクした。
しかし、彼自身、バラエティでこんなに成功するとは思っていなかったのだ。
そんなJOYをその気にさせてくれたのは、なんとお笑いコンビチュートリアルの福田だったのである。
3月22日放送のテレビ「しゃべくり007SP」にモデルのJOYをはじめメンズエッグモデル7人が登場した。
今回は7人を束ねるのはJOYでJOY軍団として紹介されたのだ。
だが、JOYが始めてテレビに登場したのが昨年2009年2月に放送された同番組だということが判明。
その際の放送内容が紹介されると観客らはみんな驚いた。
そこには緊張して笑顔も見せずに、他のモデルたちのトークに入ることもできないJOYが居たのだ。
だが、そんな状況の中JOYにある転機が訪れた。
レギュラーメンバーの堀健が緊張のあまり、孤立しているJOYに助け舟を出した。
「JOYは歌ウマイと思うよ!」
と振ったのだ。
しかし、そこはさすがにJOYである。
「逆にモノマネいっちゃうパターン。どうっすか?」
と堀健の提案を蹴って自己アピールしようとした。
司会の上田晋也をはじめ、レギュラー陣もいきなり大胆になったJOYに苦笑いしていた。
上田からも認められてモノマネを披露することになったJOYは得意の「平泉成」のモノマネをしたのだ。
「おやおや、きみたちがギャル男か?」
とメンズエッグメンバーに向かってモノマネすると、これがうけた。
上田も
「おもしろい!」
とJOYの実力を認めていた。
この時にひな壇から突然、チュートリアルの福田が
「バラエティに出て行ったほうがエエんちゃう?」
とアドバイスしたのだ。
福田は感じたままを口に出しただけだった。
これが、2009年2月のことだ。
そして、その年の秋からJOYはバラエティに次々と出演しだすのである。
そして先日3月22日のしゃべくり007SPではこの録画を見て上田が
「じゃあ、福田の一言が多少、キッカケになったところはあるの?」
とJOYに聞いた。
JOYは福田に向かって
「福田さん・・。神様」
と真顔で答えていたのだ。
レギュラー陣からも
「紳助さん的な立位置」
と評価された福田は逆に戸惑っていた。
「え、JOYをプロデュースしたのは俺ってこと!?」
と顔をこわばらせたのである。
上田はさらに梅田直樹など他のメンズエッグモデルたちにも
「みんなも、福田に見出してもらいたい?」
と投げかけてみた。すると彼らは
「そうですね」
と返事したのだ。
それを聞いた福田は
「え!このギャル男を束ねるのが福田!?」
と焦っていた。
しかし、冗談ではなく、彼らの中から第2のJOYが出てくる可能性はありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)