エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ロバート山本博「キュービックルーマン」でブレイクの予感。

お笑いトリオ、ロバートの山本博がテレビ「はねるのトびら」でついにキャラクターとコーナーを獲得した。
1月放送された企画で活躍した山本を新キャラで起用した形だ。
ところが、山本は一気に時が来たかのように他コーナーでも目立ちまくったのである。

同番組での1月の企画「遅春!かくしてた芸大会!」では
人気最下位を争うロバート山本とドランクドラゴン鈴木が対決した。
山本は「ルービックキューブを1分以内で完成」や「高飛び込み10m」に挑戦した。
どちらも成功したが特に「高飛び込み10m」では命がけの挑戦に感動の大成功となった。
一方の鈴木拓は「大型バスの運転手」を披露して喝采をあびたが、山本の影に隠れてしまった。

この企画で昨年のボクシングプロテスト以来、名を上げた山本が
2月10日放送の中でなんと、コーナーを持ったのだ。
その名は「キュービックルーマン」で同キャラクターとして登場した。
今回は「餃子の王将、下北沢店」の店長と「天津飯」を作るのが速いか、
ルービックキューブを完成させるのが速いかを競った。

店長は「天津飯は1分で作ることができる」という、
山本がキューブを作る自己最高記録は57秒なのだ。
勝負は接戦の末、山本が50.38秒の新記録で僅差で天津飯を破った。
「番組の盛り上がりを一切考えない、真剣勝負でしたね」
と芸人としてはイマイチだと評価されたが、なかなかの見ごたえだった。

初のコーナーとしてはまずまずかと思われた山本だったが、
今回はいつもは地味な彼がこれでは終わらなかったのだ。
次コーナー「やや、嵐」では「やまば」(相葉)として登場した。
さらに次の「しりたしキャバクラ」ではボーイ役で登場した彼は、
タンバリンでのりまくって、他のキャバ嬢役メンバーからヒンシュクを買った。

山本自身も
「ルービックキューブから上り調子なんですよね」
とアピールしていた。
しかも、どれもがそれなりに面白くて”お情けで与えられたキャラ”には終わってなかったのだ。
このまま勢いがつけば、はねるのトびらからまた、人気芸人が出ることになるかもしれない。
(TechinsightJapan 編集部 真紀和泉)