M-12009王者のパンクブーブーのトークには恋愛がらみのネタが多い。なかでも佐藤哲夫が彼女をお坊さんに取られた話は有名だ。佐藤はそれを元に早口言葉のネタまで作っている。実は、彼は高校生のときにそのルーツともいえるポエムを詠んでいたことが分かった。
佐藤の失恋話とは、遠距離恋愛で付き合っていた彼女が浮気していたのだ。
彼女とは9年間付き合っていたのだが、昨年破局してしまったという。
佐藤の話によると
「ある日、電話したら彼女の様子がおかしいんですよ」
「『どうかしたの?』と聞くと、彼ができたっていうじゃないですか」
そして、佐藤が相手は誰なのかと問い詰めると
「彼女は泣きながら『お坊さん』っていうんです」
佐藤は以来、お坊さんが憎くてしょうがないそうだ。
そして、それを元にした佐藤のネタがこうだ。
「その時、僕は偶然、坊主頭だったんですよね」
「つまり、『坊主が、坊主に上手に彼女を寝取られた』わけですよ」
と早口言葉にしてしまったのだ。
トーク番組ではおなじみのネタとなっている。
そのうち、漫才にも登場するかもしれない。
ところで、先日パンクブーブーが「メレンゲの気持ち」に出演した時だ。
佐藤が大分の高校生の頃のエピソードが公表された。
その頃彼にはプラトニックな交際をしていた彼女がいたのだ。
しかし、彼にはある悩みがあった。
苦しみぬいた彼はその悩みをポエムにこめた。
番組では同級生からその貴重なポエムを入手したのだ。
「性欲がある自分が許せない
なぜ性欲をいだいてしまうんだろう
性欲のバカ」
実に高校生らしい悩みを詠った内容に
共演者も苦笑していた。
佐藤だけは予期せずポエムを公表されて驚くばかりだった。
この頃から、彼には恋の悩みを詩にする傾向があったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)