エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】パンクブーブー「決勝はケンカしながら舞台に立った」今明かすM-1秘話。

2009年M-1王者のパンクブーブーが、決勝戦当時の様子を語った。地元・福岡のテレビ番組で先輩の博多華丸・大吉との本音トークの中でのことだ。これまで知られなかったM-1決勝時の二人の生々しい状況を聞かせてくれた。

テレビ「ナイトシャッフル」(FBS福岡)に出演したパンクブーブーは福岡吉本の先輩、博多華丸・大吉とトークすることになった。華丸・大吉にはパンクブーブーがコンビを結成する前からなにかと世話になっている。それだけに、これまでに話さなかった内容も語ったのだ。

進行の山本華世が博多弁で「決勝進出の時はむちゃくちゃ泣きよったやん」と話を切り出した。
パンクブーブーの黒瀬が「4時間くらい泣きました」と答えた。決勝進出の8組に、エントリー4629組から選ばれたのだから、これまでの苦労などを思い起こして感動したのだろう。
山本華世が続けて「優勝した時は全然泣いてなかったやん?ポカンとしてたね」と尋ねた。

すると、黒瀬から意外な答えが返ってきたのだ。
「正直、優勝するとは思ってなかったです。笑い飯さんが優勝すると思ってましたからね。2位を目指してたんです」
「佐藤が『決勝残ったからもう、3位でいいよ』と言ったから俺が怒ったんですよ」と話し出した。
黒瀬はこの時、相方の佐藤に「男だったら、2位を目指せよ!」と言ったのだ。
それをきっかけに、ちょっとした言い争いになったのである。オンステージ直前までそのケンカは続いた。
「だから、決勝はケンカしながら『どーもーパンクブーブーですー』って舞台に立ちましたからね」と話した。

後日、M-1でのパンクブーブーに対する視聴者の感想に「面白いんだけど、なぜいつもケンカしたままで終わるの?」というものを見つけた。演者の感情が伝わったのだろうか。ファンの目は鋭い。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)