エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「笑っていいとも!」本番中に急遽舞台変更。中居の主張にタモリも根負け。

2月9日放送のテレビ「笑っていいとも!」で生放送中に急遽、舞台の設定変更が行われた。レギュラーの中居正広がコーナーの内容を変えて欲しいと言い出したためである。「今からそれは無理」と言うタモリも、主張を譲らない中居に根負けして変更することになった。

番組冒頭のコーナー「画ったい!」でのことだ。毎回、中居チームが負けているために「今日は、ルールを変更して欲しい」と中居正広が言い出した。

彼は、各自が「絵を描く姿が見えるから負ける」というのだ。そこで、誰が描いたかわからないようにパネルを反対に向けることになった。生放送でもあり時間制限もあるので司会のタモリも最初は無理だと主張した。しかし、中居が目に涙をためて主張するので実行に至ったのである。

大変なのは美術スタッフである。大パネルを移動して反対に向ける為にスタッフ総出でドタバタしていた。おそらく彼らもテレビにこれだけはっきり映ったのは初めてだろう。

そして問題はもう一つあった。本来はパネルに絵を描く場面を見せて進行するところを、今回は後ろに全員が隠れてしまうのだ。従って、ステージ上にいるのはタモリだけとなる。タモリはしばらく裏の様子をうかがうなどして時間を潰していた。しかし、意を決したように
「この時間を利用して。『ハエ』」と言うと、得意の形態模写を披露したのである。
おそらく、ここしばらく披露した事はなかったはずだ。貴重なタモリの特技を見ることができたのは怪我の功名といえるだろう。

やがて、絵を描き終わり、判定となったが、予想通り「中居チーム」の負けだった。
「あーあー、こんなに時間かけたのに」と周囲から非難されて中居は泣き顔を見せていた。

この後のコーナーで進行役を務めた中居は「オープ二ングはダラダラして申し訳ありません」と詫びていた。今や、スペシャルなどではタモリとW司会をやるほどの位置にある、中居正広なればこそ通用した”ワガママ”だった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)