歌手の相川七瀬がテレビ「ごきげんよう」の中で、PUFFYの吉村由美との”関係”について語った。二人がデビューした頃、「犬猿の仲」と報道されて話題となったのだ。相川は、本当に二人は仲が悪いのか、今はどうなのかを全て話した。
相川七瀬は1995年11月に「夢見る少女じゃいられない」でデビューした。一方のPUFFYは1996年5月に「アジアの純真」でデビューしている。大貫亜美、吉村由美はPUFFYを結成する前から歌手として活動しており、コンビを組んでデビューするまでの準備段階があった。
当時から相川七瀬は吉村由美と顔が似ていると評判だった。ある日、相川のデビュー曲のPVがモニターで流れていた。
それを見た、大貫亜美が
「由美が一人でデビューしてる!裏切った!」
「私とコンビ組むって言ってたのに」
と叫んだのだ。二人はそれほど、似ているのである。
やがてPUFFYもデビューして、お互い番組で顔を合わせるようになった。前述のようなハプニングもあり、散々似ていると言われてきたので、お互いにどこか意識してしまう。
相川は「音楽番組とかで会ってもジーっと顔をみるだけで、言葉を交わせなかった」と当時を振り返る。
周囲もそんな状態に気づいてきた。やがて、その話しが大きくなり、週刊誌に「相川七瀬とPUFFY、犬猿の仲」と書かれたのである。そこから話がエスカレートして
「相川とPUFFY由美が殴り合いのケンカになり、亜美がそれを止めた」ということにまで発展したのだ。もちろん、事実無根である。
そんな事が続き、ますますお互い距離ができてしまった。
だが、事態は予期せぬところから急展開を見せた。相川の飼い猫が小猫を産んだ時に、元バレー選手の川合俊一に一匹あげたのだ。すると、川合からその事を耳にした吉村由美が
「まだ、残っているなら、私も欲しい」と相川に直接、ボソッと言ってきたのである。
何がきっかけか分からないもので、二人はそこから一気に仲良くなった。そして、今でも仲良く付き合っているのだ。
相川は「猫が生まれなければ、いまだに『感じ悪い奴』と思ってたかも」と話した。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)