エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「救いようが無い!」上野樹里が引導を渡した芸人たち。

元旦に放送されたお笑い番組「爆笑レッドカーペットSP」はゲスト審査員も豪華な顔ぶれが揃った。放映中の映画「のだめカンタービレ」からも上野樹里、玉木宏、竹中直人らが出演した。特に上野樹里は意外にもいつものキャラとは違った切れのよい批評を聞かせてくれたのだ。彼女がレッドカーペット芸人として名高い芸人たちをバッサリ切るシーンも見られた。

お笑い番組「爆笑レッドカーペット」が正月特番として元旦に放映された。
正式名称は「レッドカーペット・新春!満点コラボSP」である。
コラボカーペットとは特別枠として登場する複数の芸人たちが組んでネタを披露するコーナーだ。

今回が特番ということで様々なコラボ芸人が登場した。
例えば、ゆってぃ、もう中学生、サンキュー安富(超新塾)が組んでゆってぃネタを披露した。
また、毎回人気の芸人筋肉ダービーとして、テンゲン、小島よしお、八木真澄(サバンナ)、庄司智春らも登場した。
彼らはそれなりに笑いをとり、審査委員からも高評価を受けた。
しかし、司会の今田耕司をして紹介の時に
「さて、次は最低のコラボとなるかもしれません」
と言ったのがこの連中だ。

天津木村、倉本剛(ロケット団)、坪倉由幸(我が家)による、天津隊である。
全員が天津木村のような着物姿で現れて、エロ詩吟をうなった。

坪倉は「女の子と携帯電話の番号を交換する時、真っ先に自分の4本目のアンテナが・・・」
とお決まりの下ネタで迫った。
倉本も得意のぼったくりネタを披露した。
そして天津木村は
「女の子が膝を打って、うっ血・・・おけつ・・」
「あると思います!」
と強引なエロ詩吟で締めた。

今田耕司からお決まりの「ないわ!」をもらい落としてもらったのだが、
今回今田より厳しかったのは上野樹里であった。
「救いようが無いですね!」
と真剣な表情で天津隊にとどめを刺したのだ。

レッドカーペット芸人を自称する天津木村も最近は出番が減ってきた。
上野樹里の批評は一般視聴者の声に近いものがあるといえるだろう。
真摯に受け止めて新たなネタの作成を急いだ方がよさそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)