エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】”コンビニ店員”、”通りすがりのおばさん”。大河主演へ香取慎吾の背中を押した意外な人々。

SMAPの香取慎吾は2004年のNHK大河ドラマ「新撰組!」で近藤勇役となり主演をつとめた。ドラマは概ね好評のうちに終了したが当時のプレッシャーはかなりのものだったようだ。テレビ番組の中で香取は当時の信じられないエピソードを語った。

これは香取慎吾が12月13日放送の「さんま&SMAP。美女と野獣クリスマス」の中で明かしたもの。

香取は「新撰組!」撮影スタジオの前にある代々木公園のベンチに座っていた。
撮影が始まる「入り時間」になったが入ることができない。
大河ドラマの主役というプレッシャーに「やっぱり、できないよ」と悩んでいたのだ。

その時、同じベンチに座っていた若い男性が話しかけてきた。
彼はコンビニでバイトしているという、いろいろと他愛もない話をしながら気を紛らわせた。
すると、次第に人が彼らのところに集まってきたのだ。
香取は
「子どもを遊ばせていたおばさんたちが集まってきて・・・」
とその時の状況を話した。

おばさんたちは香取慎吾が普通にベンチで話しこんでることに興味をもったのか
「どうしたの?」
と聞いてきた。
香取は大河ドラマのことで悩んでることを打ち明けた。
おばさんたちは真剣に話しを聞いてくれて、事情を理解すると
「でも、ちゃんとやらなきゃ」
「頑張って、行ってきなさい」
と励ましてくれたのだ。
おかげで香取慎吾は大河の撮影に戻ることができた。

このエピソードを聞いた、大河「龍馬伝」に出演する広末涼子も
「大河の撮影って、同じことがずーっと続いて大変なんですよね」
と香取の心境に共感していた。
広末情報によると大河「天地人」の主演妻夫木聡も
「大河の撮影って、サラリーマンみたいな生活で大変だよね」
と大河ドラマの苦労を例えていたようだ。

香取慎吾がプレッシャーを感じて落ち込むのも無理は無い。
もし、あの時公園でおばさんたちの励ましがなければ「新撰組!」は別の形になっていたかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)